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マッチ


マッチを付けた時に
始めに出る黒い煙り

あれが僕なのだと

その後、
ほんの少しの間を置いて
ゆっくりと生まれる白い煙り

あれすら僕なのだ

すぐさま姿が消える様は
共通していて
違いと言えば、
形と時間


何を持って僕となすか
何を失って僕になるか


形は在りとて
消え行く確かさ
されど目に移す
僕の理と その後の、

6月



気付けば6月。

12番目に嫌いな月の
1番好きな時期、梅雨。


髪の毛のうねりや息苦しさ。

重い空気に乾きにくい洗濯物。


そんなことを気にするまでもなく、
愛してる、梅雨。


緩やかな雨に打たれながら、
ゆっくりと葉の上を進むかたつむりを思い浮かべれば、

なんだか平和を生きた気分に。


幸運にも今日、
梅雨の香りを。

いつまでも、
この空の下で。

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