話題:発達障害について


昨日は、アッキーが通っていた保育園に行ってきました。
そこの園は発達障害の園児に対して、小グループや個別指導等をやってくれるのですが(もちろん、入園時にそういった申し込みが必要)そこの親の会の集まりでした。
まぁ、人数も多くなくてあんまり堅苦しい感じではないので……ただ雑談をしに、っていう軽い感じ?

私は一応、特別支援学級の児童を持つ親、という位置付けでアッキーの現状とか今の悩みなんかを色々ね……。

やっぱり保育園児あるいはそれより小さい子に対する親の悩みの一番は


しゃべらない


ということで、アッキーも4歳児で入園した時はホントにしゃべりませんでした。
会話はいわゆる“オウム返し”で、こっちの言葉をそのまま返してくる、みたいな。

机にじっとしていることも苦痛で教室をよく飛び出していたし、並んで待つとかも苦手。
こっちの言ってることは比較的理解してくれるようだったけど、何か伝えようとすることがあってもうまく言葉が出てこない。
状況説明とかね、ホントこっちが推し量って推し量って、『こういうことかな?そうじゃなかったらこっちかな?』みたいな……非常に疲れる感じ。

保育園の卒園時には、アッキーがひとりで登校班に混じって学校に行って、机について鉛筆持ってノートに書いて勉強する。

↑という図がまっっったく想像できなくてw
なるようにしかならないんだろうけど、いやもう……だ、大丈夫か?って感じでした。

それが今では、2桁の足し算引き算をやってるし、漢字も「絵」とか「雪」とか、割と難しい漢字も頑張ってるし。
保育園の頃に比べたら、普通の会話なら可能だったりもするので……


成長したな!!


と、思うことは多いです。
ただし、やっぱり普通の小学2年生に比べると……国語力には問題あるよなーと。

「思ったことを書きましょう」

とかね。アッキーとしては「はぁ?思ったことって何?」みたいなw
何も感じていない訳ではないんだろうけど、それを文章に組み立ててノートに書くという意味が分かってない。

でも、この先生きていく上では、自分の気持ちを相手に伝えることはコミュニケーションの基礎中の基礎だから……
作文くらいは書けるようになって欲しい。というのが今の願い。


こういう会でのお母さん方との共通認識としては、


社会で生き抜く力をどうすれば養えるか?


みたいな感じで。
一歩一歩でも進んでくれたらそれで良い。でも最終的にはひとりでも生きていく力をつけて欲しい。
親にできることには限界があるし、普通に生きていたら間違いなく親の方が早く死ぬ。
将来、きょうだいや親戚がいるにしても、自分ひとりでも生きていくことができるように……なって欲しい。です。

保育園に通っている頃から就職のこととか考えるんだもんね。
ちぃの将来とか考えたことないけどw

子どもたちが成長していくと、きょうだいとの関わり方だったり、人と人との距離感の取り方だったり、
幼い頃とはまた違った種類の悩みが生まれてきて……家庭環境はそれぞれ違っていても、お互いに話ができる場っていうのは必要だなぁと……

帰宅してからしみじみとしてしまいました。

子どもへの支援はもちろんなんだけど、お母さんへの支援というか……ストレス発散とか悩みを素直に打ち明けられる場は絶対あった方が良いね。

母親の精神状態って、子どもは敏感に感じ取るから……
ただ話を聞いて「分かる分かる」と、言ってもらえるだけでもね、楽になったりもするし。

帰り際に「また、機会があったら声かけてくださいね!」なーんて言っちゃったけど、園児さんのお母さんの助けに少しでもなれていたら……イイなぁ。