創作系のバトンを拾ってきました。
一つ一つをお題に短編を書くのは大変だったので、後ろに文章追加というカタチです。
お題が切ない系統なので、その流れを引き継ぐとさらに切なく……
んでも、なかなか楽しかったです。
以下、回答〜。
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お題バトン
言葉を紡ぐも物語を創るもご自由に。
・出逢わなければ良かった
→なんて、私は一度も思ったことはないけれど。
貴方の立場ならそう感じられても仕方のないことなのかもしれない。
そんなことを考えるだけで、ひどく胸が苦しくなる。
・叶わない恋なのに、それでも
→奇跡という言葉にすがってみたくなるのは私が愚かな証拠だろうか。
それとも、まだ貴方の気持ちがほんの少しでも私に残っていると自惚れているからなのだろうか。
・どこかで期待してる自分
→その一方で期待など何一つしていない自分。
相反する気持ちが交錯して、どちらが本当の自分なのかさえ今は分からない。
・そしてすぐに自己嫌悪
→自分を愛することのできない私が、誰かから、ましてや貴方から愛してもらえる資格なんてあるはずもない。
・弱虫だから好きでいることからも逃げ出そうとしている。
→でも本当は、貴方を嫌いになんてなれっこない。
そして、これ以上自分が傷付きたくないと思っている私はきっと貴方よりずるい。
・逢えなくなるならそれでもいい
→物理的な距離は、気持ちを冷めさせる力になってくれるから。
でも、どれだけの時を経ても貴方に再会してしまったら、あの頃の自分に戻るのはたやすいこと。
・さよなら告げるのは心の中でだけ
→まだ、面と向かって口にできる準備はできていないの。
けれど、ありがとうを直接伝えられないのはそれ以上に心が痛むものと知ったのは初めて。
・振り返れば、また君を好きになる
→過去は振り返らない。それが私たちの合い言葉だったのに。
貴方が私を見つめていてくれるのなら、例え同じ過ちをおかしたとしても振り返って貴方の胸に飛び込んでいくから。
・嫌いだと言ってくれよ
→普段涙なんか見せない貴方に泣きながらそんなことを言われても、愛おしさが増していくだけ。
本気でそう思っているのなら、貴方から先に私に嫌いだと告げて。
・誰も傷つかない言葉を探しながら自分ばかりを守っている。
→優しい言葉が人を傷つけることもあるなんて、子どもの頃には思いもしなかったのに。
貴方はどこまでいっても悪者にはなれない人だから、私が悪者になってあげる。
それでいいの。
・君を知らない僕になりたい
→そう願ったところで、お互い出逢う前にはもう戻れない。
だからせめて、街ですれ違っても気付かないほど変わっていたいと願ってしまう。
変わってしまった私でさえ、貴方には気づいてほしいけれど。
・すでに玉砕
→それでも平気。
砕け散った心の欠片も、丁寧に広い集めたらちゃんと丸くなるの。
知ってた?
・好きでいてもいいのかな
→その質問ほど意味のないものだと気付けないほど貴方は愚かじゃないはずよ。
人の気持ちなんて、いかなる時もコントロールなんてできないものだから。
・答えならもうわかっていた
→分かっていたから行動したの?分からなければどうしてた?
私は答えが見えても見えなくても、取る行動は変えられない。
そしてそれは、貴方も同じ。そうでしょう?
・それでもやっぱり僕は君を好きでいるんだろう。
→私が、貴方に繋がる何かを目にしても心が痛まなくなるその日までなら、許してあげるわ。
・消極的な恋をしてるから
→本当は互いに気持ちが通じていると分かっていても、素直に貴方に好きだと言えないの。
貴方の前で素直になれる日なんてきっとこれからも来ないと思うけど。
お疲れ様でした。
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切ない系統を綴るのは、個人的に大好きですw
妙に説教くさく、硬い言葉になってしまうのは私の癖のようですw