11/6のにっき。か27

【仮面ライダードライブ】続編製作を誓う 大森敬仁プロデューサー公言に上遠野太洸は満面の笑み
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第34回東京国際映画祭で11/6、<仮面ライダー50th 仮面ライダーアニバーサリー in TIFF>の一環として、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』が東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場で屋外上映され、プロデューサーの大森敬仁氏とチェイス/仮面ライダーチェイサー役の上遠野太洸がトークイベントに出席した。

平成ライダーシリーズ16作目として登場し、仮面ライダーでありがならバイクではなく車に乗るという斬新な設定が話題を呼んだ「仮面ライダードライブ」。大森氏は「仮面ライダーといえば、バイクがアイデンティティー。平成仮面ライダーシリーズのアテンションゲッターとして、少し捻った形でと考えたときに車がいいんじゃないかという話になった」と制作経緯を明かす。

さらに、「ドライブは車がモチーフだったので、とにかく多く車を登場させている。色々なところへ飛び込みで行って、メインのスポーツカーをメルセデスベンツさんに提供していただいたり……。あの頃は若かったなあ」と振り返る。そして、「今だから言える話ですが、コンセプトが未来から来た車。未来といえば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。今作でもデロリアンを登場させる予定で、デザイン画まで仕上がっていたのですが、大人の事情で断念したんです」と裏話を惜しげもなく披露した。

上遠野君が演じたチェイサーは当初、魔進チェイサーという悪役だったが、話数を重ねて最終的に仮面ライダーチェイサーに変身するという役どころ。上遠野君は「ライダーをやっていた頃の事はずっと覚えています。本当に特別なので、もう5年…、まだ5年…、両方の気持ちがあります」と胸中を吐露する。製作サイドは「1年間かけて悪者からヒーローになっていく姿を描こうと決めていた」というが、全く聞かされていなかった上遠野君は「仮面ライダーチェイサーになれると聞いたときは、喜び爆発でした。仮面ライダーになりたいという気持ちは消せなかったので」と振り返った。

大森プロデューサーは、前日11月5日に[仮面ライダーオーズ]が10周年を迎え、同映画祭で[仮面ライダーオーズ 10th(じゅっしゅうねん) 復活のコアメダル]の製作決定が発表されたことに言及し、「昨日の流れが予想外に盛り上がってしまい、今日は『緊急発表はありません』と発表しなきゃいけない」と客席に向かって平身低頭。それでも、「チェイスがああいう形で終わったので、その後の作品で伏線は張っています」と期待を煽ってみせた。

上遠野君が「剛(稲葉友)はずっと探していますよ」と“キラーパス”を投げると、覚悟を決めた面持ちの大森氏は「剛はずっとチェイスの復活を望んでいます。これだけ伏線を張っていると、いつかはやらないといけないと思っています」と続編制作を口にし、満面の笑みを浮かべる上遠野君と「やりましょう!」と現場での再会を誓っていた。

【仮面ライダーW】続編のアニメ『風都探偵』に東映・塚田氏「面白いもの上がっている」

第34回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門で11/4、<仮面ライダーW FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ>がTOHOシネマズシャンテで上映され、東映の塚田英明プロデューサーがトークショーを行った。

【仮面ライダーW】は平成ライダーの第11作で、09年9月に放送がスタート。桐山漣と菅田将暉の2人が1人のライダーに変身するシリーズ初の試みが話題となった。塚田氏は、「前作のディケイドで平成ライダーすべてにチェンジし、それまでの10年を総括した。9月スタートと放送時期の転換期でもあったので、僕が初めてチーププロデューサーとなった作品でもあり、原点回帰と新しいことを半分ずつやりたかった」と企画意図を説明した。

テレビシリーズでは桐山君演じる翔太郎が、俳優デビュー作だった菅田君のフィリップをリードする形が主流だったが、翌10年8月公開の映画は「ずっとやってきたことの集大成」と位置づけ、菅田君を軸にしたストーリーに。「菅田くんも今は大スターですけれど、当時は史上最年少ライダー。『脚本、読んだ?』と聞いたら『読みました。頑張ります』と答えたのが印象に残っています」と振り返った。

続編となる漫画『風都探偵』が[週刊ビッグコミックスピリッツ;小学館]で連載中で、ライダーとしての初のアニメの制作も進行している。来年夏から配信予定だが、「どこまで話していいのか確認したが、言いづらい。でも、面白いものが上がってきているので楽しみにしていてください。皆さんにとって、また新しい出合いや発見があったらいいかな」と期待を持たせた。

追記;12/24のにっき。まか8

追記◇12/24
眞栄田郷敦&金子ノブアキ
⇒【プロミス・シンデレラ】

▽特典映像(予定)
●Paravi オリジナルストーリー「シンデレラ・コンプレックス」
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●クランクアップ集
●インタビュー集
ほか

▽封入特典
●ブックレット

※第8-10話のディレクターズカット版収録

(11/7解禁・2022年2月より開幕)のにっき。ふ71

古川雄大×谷賢一が挑む、“言葉で戦う演劇”『シラノ・ド・ベルジュラック』
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古川雄大が主演を務める『シラノ・ド・ベルジュラック』が、来年2022年2月に東京・東京芸術劇場 プレイハウス、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。

1897年初演の『シラノ・ド・ベルジュラック』は、17世紀フランスに実在した詩人であり剣豪のシラノを主人公とする、エドモン・ロスタン作の戯曲。今回上演されるのは、2019年秋から昨年までイギリス・ロンドンのプレイハウス・シアターで披露された、マーティン・クリンプ脚色によるバージョンだ。ジェイミー・ロイドが演出を担ったこの上演版では、ミニマムな舞台衣装と装置、ラップやボイスパーカッションが取り入れられ、ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を獲得した。

クリンプ脚色版の日本初上演となる今回は、谷賢一が翻訳・演出を担当。約10年ぶりにストレートプレイに挑む古川雄大は、大きな鼻のコンプレックスに悩みながらも1人の女性を慕い続ける、シラノ役を演じる。

このほかの出演者や公演日程、チケット情報などについては続報を待とう。


▽翻訳・演出・谷賢一コメント
これは言葉で戦う演劇です。もちろんすべての演劇が言葉で戦うものですが、「シラノ」はまさに言葉で敵と向き合い、愛を勝ち取ろうとする物語です。日本語の持つ言葉の楽しさ・豊かさに満ちた舞台に仕上げたいと思います。
先日古川雄大さんとも言葉に関するワークショップでお手合わせさせて頂きました。かなりの無茶振りをしたにも関わらず、全くひるまず好奇心旺盛に課題に挑むストイックな姿を見て、その場にいる全員が心奪われてしまいました。めちゃくちゃカッコいい。今から稽古が楽しみです。

▽古川雄大コメント
シラノといえば、あの特徴的な鼻。しかし今回はその鼻をつけずに、セットも飾らず、当時の衣装も着ず、小道具も使わず、身体と言葉だけで表現する新しい演出になっており、そこに原作で語られる詩の美しさの表現としてラップを加え、現代版「シラノ・ド・ベルジュラック」として、生まれ変わった作品の日本初演を務めることができて本当に光栄です。そして僕自身、10年ぶりのストレートプレイへの挑戦になります。
最高の作品を、そしてシラノの淡い恋物語の中に隠されるさまざまなメッセージを皆様にお届けできるように努めます。ご期待ください。


■『シラノ・ド・ベルジュラック』
2022年2月
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

作:エドモン・ロスタン
脚色:マーティン・クリンプ
翻訳・演出:谷賢一

キャスト
シラノ・ド・ベルジュラック:古川雄大
ほか

(開幕時期)のにっき。ふ

◆2022年2月より開幕
古川雄大
⇒【シラノ・ド・ベルジュラック】
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