話題:本の感想
図書館で借りてきてしばらく読めてなかった「スロウハイツの神様」ですが先日ついに読み終えました。
様々の分野のクリエイターたちがスロウハイツというアパートで共同生活を始めます。
作家、脚本家、画家、漫画家、映画監督、プロデューサー。
そんな人達が繰り広げる喜怒哀楽な生き様がおもしろい。
作家と脚本家の二人は男と女で、この二人がまたややこしい関係でして、まぁそれはネタバレになるので書きませんが、すれ違いっぷりが半端じゃない。相思相愛なのになかなか繋がらないんですよこれが。
作品中にも様々な伏線が敷かれててあんまり回収できた気はしないけど、下巻の後半のスピード感はすごい。
辻村深月さんの本をもっと読みたいと思える本でした。