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ぼくらの忍道中。1

とある時代のとある国のとある忍者たちのお話。


その国は、花田一族という由緒正しき高潔な人々により数百年に渡り今も尚統治されていた。


反逆や反乱の類いがその間起こることはなかったが、ここ最近はその圧政により国民の不満が噴出していた。







とある遊園地に一人の男がウサギの着ぐるみを被り、はしゃぐ子供たちに風船を渡していた。



季節は夏。


男は汗だくになりながら懸命に風船を渡す。



男は嫌な予感がしていた。



いつもとは違う何か。



きた。




ギュルルル....




お昼にアッツアツの激辛ラーメンと冷え冷えのチョコアイスを食べたからだ、と男は迫り来る何かの恐怖にただただ怯え、後悔していた。


とんこつラーメンにしておけばよかった...と。


話題:創作小説
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