そこで気付いた。
やってしまったんだと…
終わってしまった…
とにかく謝り倒した。
電話をしてもでてくれないんで、メールを送り続けた。
ごめんなさい、許してください、って…
それでも全く連絡くれる事なく一週間が過ぎた。
毎日のダァからの電話がなりにとってこんなにも大切なものだったなんて思ってもなかった。
気が狂いそうだった。
何もする気にならなくなっていった。
着信拒否をすると後からメールで電話があった事を知らせてくれる。
いつもの様にお昼に起きたであろうダァから2回の着信があった事を知らせるメールが届いた。
なり的にはざまぁみろ!って感じ。
でもダァの方が上手だった。
着信拒否に気付いたダァはメールを送って来た。
短い間でしたがありがとうごさいました。もう連絡はしません。
と…
そのメールを送った後、なりは、初めて着信拒否をした。
怒りを行動で表したのだ。
今までは、ただ、衝撃的でびっくりしてただけだったが、なりにも嫉妬する気持ちが生まれてた。
続けて2人のセフレに喜んで会いに行くダァにガマンが出来なくなった。
次の日の朝、なりはダァにメールを送った。
当分忙しくなりますので、電話に出る事が出来ません。
あしからず
そう送った。
なりの辛い気持ちを理解してほしかったからだ。