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読了




 本当、何でもおいてあるな、うちの市の図書館……。


 攻殻機動隊の映画第二弾。イノセンスの前日譚を書いた小説です。
 仕事帰りに寄った図書館で、ふとあるかなぁ。と思い立ち、検索してみたらあったので、借りてきました。

 といっても、ノベライズではなく、あくまで前日譚であり、バトーさん一人称で、他の人達はほとんど出ない。とネットで読んでいたので、さほど楽しみ。という程ではありませんでしたが、イノセンス自体は好きなので、読んでみました。

 なるほど。これは結構、好き嫌いがわかれそうだ。というのが、まず第一の感想です。
 攻殻機動隊として読むには、少佐がまるで出てこないし(幻覚というか、ハックされた映像だけ)、唯一出てくる9課メンバーはトグサさんだけ。それも、かなり出番少ない。電通での会話を除くと、一回くらいしかバトーさんと一緒にいない(腐女子的にはこれはつらい)。
 まあ、「パートナーなのだ。掛け替えのない」とか、ちょっと美味しい台詞も言ってくれましたが、最後は尻切れというか……捜査頼んで、その結果が出る前に終わりとか……どんだけ……。


 バトーさんと飼い犬のガブリエルがメイン。というか、比率でいうと、少佐やトグサさんより、ガブの扱いが良い。
 ストーリー的に仕方がない部分も多々ありますが……もうちょっと9課全体を。と、思ってしまいました。イノセンスの前日譚としてなら、まあ良いのかなぁ。

 

アニメ感想

 

 アル戦、15話見ました。
 これ、小説三巻の頭くらいですよね? 今のペースだと奪還まで辿り着けないから、やっぱ、2クール×二部構成の4クールかな?


 前に書いたかもしれませんが、私、ジャスワントはもっと苦労人っぽい、ちょっとおじさんっぽい人をイメージしてたんですが、アニメの彼は格好良いですな。やっぱ、画のある無しはでかい(笑)
 彼の今後の活躍に期待。


 そして、わりと楽しみにしていたアルスラーンのダリューンとやりとりが見れて嬉しいです。腐視点とはいえ、やはり良いシーンは良いシーンです。


 エンドカード、文章だと見辛いですな。録画してあったんで、一時停止で読みましたが……西尾先生らしい皮肉のきいた文章で(笑)。タイトルも「絵心の心得」で回文になってるし。

 アルスラーンはナルサスの絵を「支払った代償」呼ばわり。あげく「戦争の熾烈さ」って……ナルサスの絵=戦争の悲惨さ。って……ひでえ(笑)

 アンドラゴラス王の方はもっと直接的。ナルサスの「醜いもの(不正や腐敗)を直視してください」という台詞を、「自分の絵(醜いもの)を見ろとは何事か」と返してる(笑)

 こういう皮肉のきいた台詞は結構好きです。

 
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