今日ふと思い出した。
やらなければならない仕事を帰り際に思い出して、安心と焦りが入り混じったような。
あ、れ?
私って結局なんなんだっけ?
ついこの間まで私は曇りのち豪雨で四六時中自分の存在や在るべき姿を問いたてていた。
気がついたら2013年もあと10ヶ月で終わるわけで、毎日多忙なわけで。
ずいぶん、元気になったようだ。
今まで、ふと、思い出すことを恐れていた。ラチがあかないブラックホール級の見えない塊にまた出くわすことを。
でもなんだか、今は恐れていない。
むしろ、大歓迎しているほど。
やはり得るためには何かを失わなくてはならない。どうやらそれは本当だった。先人の言葉でこんなに納得出来た事ってなかったかも。
歌詞を書きたいのだが、いつもの葛藤がなく、爽やかさだけが残る。澄んでいて、無色透明な、とても軽いものだよ。
今となってはアイデンティティの確率なんてもんはこれっぽちも考えてなくて、忙しいのもあるし、それに伴い、脳みそが幼稚になり…殺人だこれは。
23年間どこに行くにも連れてきた私の相棒は一体どこへ行ってしまったのやら。
私を殺さないでおくれ………
でも今日ふと思い出して思ったけど、私って一体どの私が一番最適なのかな。
あ、、、!!
考えてなくても無意識に朝から晩まで実は考えてたかもしれない。今はふと思う。今。
不確かで形のないものに、悩まされ続けたせいで、浸食されたかもしれない。これが、終わりでしょうか。
壊れるものは作ったからだ。
生まれるものはコワレナイ。