個人的感想と脈絡のない文章にはご注意ください





火の中へ飛び込んだり知らないおじさんに声を掛けられたりと、何かと死亡フラグが発生した山田だが、生存していて一安心。

山田からペニシリンが届いた際、送り主も瓶に入った液体も偽物なのではないか?と勘ぐってしまった。

まさか醤油で有名なヤマサが出るとは思いもよらなかった。なかなか面白い設定だなあ。

今回は緒方がとても印象深い。雨の中でのシーンやラスト近くの南方先生と緒方の会話から、医学にとても熱心で向上心があり、南方先生を心から慕う様子がひしひしと感じ取れた。未来では労咳は治る病気なのか?と問う緒方と、それに応える南方先生が切なすぎる。

演じていらっしゃっる武田さんの演技が本当に素晴らしくて魅了された。次回から緒方が居ないと思うと、とても寂しい。


火事を知らされた南方先生の動揺を鎮めた咲の台詞が凄く良い。青カビを集めようと提案する、彼女の気持ちの切り替えが早い所も好きだ。今まで咲からは思考や行動に子供っぽさが見え隠れしていたのだが、イメージが少し変わったかも。

相変わらず野風が切ない、強がれば強がる程にそれは増していく。吉原から外へ出られる様にと心から願う。未来と同じ顔の野風にあんな事を言われれば南方先生も複雑だよなあ…。


病院を設立した南方先生、正直思ってもみない展開だった。緒方の意志を継ぎつつも未来の病を治す為にと言う彼は、この時代で生きていく事を決めたのだろうか。個人的に南方先生には未来へ帰って欲しい派なのだが…。


ラストシーン、咲の母親の何とも言えない複雑で微妙な顔が面白い。


今回も龍馬の口が達者で面白い、笑わせてもらった。手紙の『友』が良いなあ。実際こんな手紙が届けば南方先生同様、嬉しく感じるし和む。