彼の町での友人の台詞(笑)
滅多に鳩すら交換為ちゃ居無ェが其でも大事な友人だ。
人を棄て自分等だけが倖せに過してる奴を見ると激ムカつく。僕の事情を識って置き乍彼奴等はキミを棄てキミの倖せを踏み台に為て於き乍『彼の事は終った事だ』と云い切って仕舞える都合良さ。…吐気が為るよ、全く。
其ンな彼等が消えるらしい。罪の意識に耐えられ無かった様だね。『憎みたければ憎めば良い』だァ?不貞戯ンなよ餓鬼が。
人の痛み識らねェ倖せな奴は決まって誰彼を泪かせてンだ。
過去は過去で消す事は出来無ェッて云った彼奴が近くに感じられて益々愛しい。愛しい。
幾等言葉に出しても足り無ェ位溺愛するって体験は実は初めてだったり為る訳だ。今迄は想ってても言葉に為た途端空虚な感じに想えて仕舞ッて云わ無ェのが常だったのに
愛しい、愛しい
好き過ぎて切ない位に愛してる、
呆気無く受け止められマシタ(…)
日記も続けろ、と
多くを見て見失いそうに成って居るなら俺だけを視ろ、と
同じ『想い』だと…
…不覚にも眸が濡れた
だから俺は此奴を愛して居るンだ。束縛も総てが嬉しくて
益々謳いたく成るじゃねェか
愛、を――