*追記に一週間以上前にもらったコメントのお返事があります!
戸村飯店青春100連発/瀬尾まいこ
瀬尾まいこ大好きです。
これを読み終わったので、あとは『天国はまだ遠く』を読むだけです、いまのところ。
題名からわかると思いますが、面白い感じです。
大阪の下町で育った兄弟の話。関西弁が沢山出てきて、全体的に明るい。
描いているものが18、19歳の男の子が抱える悩みとかで、年齢的にどんぴしゃりで楽しかったです。
ほわほわきゅーんて感じ。(伝わるかな?)
以下ネタバレ!
岡野さんとはどうにもならないのね……
ちょっぴり切ない。
仲の悪い兄弟てこんな感じなのか。
うちは仲良し姉妹なので新鮮でした。
ヘイスケの適当に見えて真面目な性格と、コウスケの考えてるけど足りてない感じで、読み心地がいいです。
クールな関西人というヘイスケの立ち位置が面白い。
同じ日本だけど、東京と大阪ってそんなに違うのかな。
あっさりアリさんと付き合ってるとこもよかった。
なんで瀬尾さんはこんな等身大の若者が描けるんだろう。
以前書いた
トワイライト/ステファニー・メイヤー
読み終わりました!
評価低めなのでエドっちファンの人は読まないほうがいいかも。
もっと血みどろラブストーリーだと思ってたので少しがっかりです。
吸血シーンがあんまりなかった。
荻原規子さんがブログで『パラノーマルロマンス』て言葉を使ってたけど、その通りです。
『人間じゃない男の子とのロマンス』がメインなんです。
まあロマンス好きだし。甘あまラブストーリー好きだし。楽しかったからいいか。
吸血鬼の男の子×普通の女の子と考えるのは少し無理があるくらい、女の子のほうが普通じゃなくて楽しいです。
あとアメリカの高校生の話なんで、日本と違うところが沢山あって面白い。
映画で話題になってた甘あま台詞もなかなかすごいです。
『愛してる』がしつこいくらい登場します。
ただのバカップル伝説だけど、まあ面白い。
でもアメリカでハリポより売れた理由はわからないや。
日本で恋空が流行った類いの現象かな。ティーンの女の子に特化して売ったみたいな。アメリカのローティーンの市場規模は大きい、みたいな話聞いたし。
以下ネタバレ!
カーライルの年齢にびっくり。
何百年も生きてるのに、あんまり病んでなくて、がっかり。
エドはストーカーだと思います。寝顔見られてて喜ぶベラってどうよ。
はっきり書いてはないけどベラも美人なんだろうなー。なんか悔しい。
アリスいいよね。
ロザリーも好きだけど。
嵐の中の野球が意味わからない!どんなスケールなのー!?
エドは何やっても世界一なんだね。よかったねえ。
ジェシカとの数学の時間の会話や、体育の時間の出来事を盗み聞きするところが好きー。
そんな感じです。
機会があったら続きも読みたいなー。
ロミオとロミオは永遠に/恩田陸
むっかーし後輩のミキ子ちゃんがオススメしてくれたような気がする本。
題名のインパクトがすごいので、気になって読みました。
恩田さんの作品は図書室の海と戯曲の猫と針くらいしか知らなかった私。
そうなんです、夜のピクニックすら読んでないんです。
開いたらSFでびっくりしました。
環境破壊やら何やらで、とにかく暗い世界の話でした。
昔はSFとかちんぷんかんぷんだったのですが。激部にいたからかな?最近は大丈夫です。
題名が題名だし、舞台が(かなり特殊ではあるが)男子校なので、BL?と思ったけど、特にそういった要素はなかったです。
以下ネタバレ注意です。
巻末についてる20世紀サブカルチャー用語辞典が面白かったです。
SMAPてSport Music Assemble Peopleの略だったなんて知らなかった!
キティちゃんやミッキーが出て来るところは面白かったです。
ディズミーランドもすごいなと思った。
でもこれってきっと昭和の人が読んだほうが楽しめるんだろうなー。
一応ハッピーエンドで安心しました。
穴掘り担当の二人やイワクニが死んじゃったのは悲しかったけど。
タダノは怖かったです。
筒井さんの作品からきてるみたいですね。そっちも読んでみようかな。
シゲルは車じゃなくて顔を使ったほうが儲かるよきっと!
武士道シックスティーン/誉田哲也
レインツリーの国/有川浩
読みました。
どちらも夏から狙っていた作品で、図書館でやっと見つけたので借りてきました。
武士道は青春エンターテイメントです。
女の子の女の子らしくない友情物語です。
レインツリーは恋愛小説です。関西弁がポイントかな。
ネタバレ注意!
武士道はこのままセブンティーンのほうも読む予定。
剣道のことはさっぱりですが。
兵法から武士道に変わったけど、何が違うのかピンとこないです。
ちょっと疎すぎる?
でも二人の友情というかなんというかな感じの、青春エンターテイメントとして十分楽しめますよ!
日舞から剣道という設定が好き。
私は怒りを保てない西荻タイプなので共感できるところが多くて楽しかったです。
レインツリーは普通に恋愛小説でした。
初回デートの途中で何ネタか気付いたよ!
偉いでしょ?と妹に言ったら当たり前だと言われました、しょんぼり。
この前、認知心理学系の授業で視覚障害と聴覚障害をやったばっかりだったので、私的にはホットな話題でした。
君が泣いてくれてよかったよ
だったかな?こんな感じの台詞がツボでした。
泣かれるとわかってて、酷いことを言うみたいなシチュエーションが好き。変かな?