10日程空けての更新ですね。多いのか少ないのか…まぁいつまで続くのかとか分かりませんけども。
ワタクシ、3日坊主の常習犯ですので。
ただ、最近映画を見るようにしているのでちまちまですが、まだ更新できそうです。
仕事仲間の子に勧められて、悪の教典借りてみました。
あー何かグロいだのエグいだので評判の映画かー、という印象しか最初は無かったのですよ。
見終わってから気付いたんですけどこれR‐15なんですね。正直なところ悪の教典よりもグロくてエグい洋画で、年齢制限ないやつとかある様な気がするんですけど…。
この映画に関しては登場人物の思想や理念のようなものに重点が置かれてのR-15なのかもですかね?阿呆なのでよく分かりません。
蓮見聖司(ハスミン)/伊藤英明
夏越雄一郎/浅香航大
片桐怜花/二階堂ふみ
蓼沼将大/KENTA
前島雅彦/林遣都
柴原徹朗/山田孝之
【※軽くネタばれを含みます※】
メインの伊藤英明は良いとして、学校が舞台なだけあって登場人物が多い多い。
特に新人俳優さんなんかに疎い私は誰が誰だか判別不能。有名な俳優さんなら分かる程度の知識しか無いんですよ。
主要キャストっぽい物を先ほど書きましたが、下3人ははてさて主要と言えるのか。
蓼沼役のKENTAってダルビッシュ有選手の実の弟さんなんですねー。知らなかった!
主人公の蓮見ことハスミンがサイコパスで、人間らしい感情を持たない反社会性人格障害なのですよ。自分の目的の為なら手段を選ばないという何とも恐ろしい人なのですが、普段は人当たりが良い上に生徒から凄く慕われている高校の英語教師だとか。
実際映画見てて、なんじゃこいつすげー良い奴やんけーとか思ってたら人格が思いっっっっきり変わりましたよね。怖い。ハスミン怖い。
おまけに携帯電話への妨害電波飛ばすわ(れっきとした法律違反)、生徒に手を出すわ、遂には人殺しまで始めるっていう。表情ひとつ変わらずいつもと同じ顔で殺すのって怖すぎますな…。
映画の中で何度もハスミンの裸体(というか筋肉?)が出て来るんですけど、伊藤英明良い体してんなーと惚れ惚れしてしまいました。別に筋肉が好きとか無いんですけども、誰が見ても思うよなーあれ。
そして家も車もボロい。驚くほどボロい。
家なんか傍から見たら完全に廃屋なんだし、あれ人が住んでるって分かった時点で怪しむレベルだって!なぜボロい家に住んでるのかとかの描写は無かったので、何故だかは分かりませんけども、その辺やハスミンの過去については原作の小説を読めば分かるのかな?
映画の後半では本性を現わしたハスミンが高校の生徒を猟銃で惨殺していくシーンが殆どだったんですが、この殺戮シーンがこんなにいるか?ってくらい長かった印象。とにかく殺しまくり。楽しんで殺してる感じがこれまた筆舌に尽くしがたい…そして血が飛び散る描写が結構多い。
ショットガンをぶっぱしまくる前は、ビニールの袋みたいなやつに何か固い物入れたやつで、力いっぱい殴ってるシーンが何度かあったんだけども、あれハスミンのお気に入りなのか…?
武器というにはあまりにお粗末な感じするのになぁ。鍛え上げられた肉体を持ってすればあのしょうもない石?入りのビニールでも凶器になるってことなんだろうか。
作中、唯一の笑えるポイントは山田孝之扮する柴原が、ハスミンからパンツを投げられて、受け取った後にクンクンと匂いを嗅ぐシーン。
「美彌…?」じゃねーよwwwしかもその発言後に撃たれて死ぬっていう何とも良く分からないお笑い要素。それ…いるか?ってツッコミいれたくなりました。。。
結果→ カコ的評価★★☆☆☆
殺すシーンがあまりに多いのと、もっとハスミン自体の事を掘り下げて作って欲しかった感じがありましたかねぇ。調べた感じでは原作の方が色々書いてあるみたいですし。
まぁ2時間の映像に収めるとなると致し方ないのかもしれませんが。
原作の小説が気になってきたので、機会があれば読みたいです。