こんにちは
週末土日はお休みです。



今日は一人でお留守番を楽しんでいたら
思いの外はやいお帰りの母に少しガッカリ



これからビール飲んで
も少しのんびりする
はずだったのに(笑)



休みの日の昼間の
アルコール
ものすごく解放感が
あって贅沢な気持ち



今は部屋でひっそりとのんびり飲んでます



それで思い出したのが
先日母の身に起きたことです。



母に謝罪したいと
知り合いが訪ねてきて
自分の気持ちがおさまらないからと言い
お金を受け取って欲しいと申し出たそうです。



許して欲しいから
お金を積む。
実際にそんな考えを
する人が近くにいる
なんて驚きでした。





ことの発端は
舞踊の発表会を
見に行った母に
起こりました。





その日の会場は
たくさんの人で
席を確保するのが
大変だったそうです。



母が仲間と共に
座っているところに
ひとつ空きがあったので



別の仲間が自分の親戚を連れてきて母の横に座らせて、



そのまま離れた席に帰っていったそうです。



その親戚の方は
他人の介添えが多少だけど必要なので


世話好きな母の横ならば間違いないと
思ったらしいのです。



だからといって
母にお願いしますと
声を掛けることもなく


自分が責任を持って
世話をするからと
言うわけでもなく、



ただ連れてきて
座らせただけ。



いくら
世話好きな母でも、
目の手術をした以降、人の世話どころか
今は自分のことだけで
精一杯だったんです。


そういうことを
確認されずに置き去りにされたお隣さんを
母は見て見ぬふりをすることができませんでした。



会場は暗いところが
多いです。



その中でお隣さんは
手押し車を取ってきてくれだの、


トイレに付き添ってくれだのと
母に自分の世話を求めたそうです。



頼まれれば全力を
尽くす母は、
言われたことを
視界の悪い中、必死にやりとげました。



その結果、目の調子が悪くなってしまいました。



だからと言って
お隣さん事態を
恨んだりはしていません。



これだけ世話を
かけることが
わかっているのに



母の許可なく
隣に親戚を
置き去りにして
押し付けていった
仲間のおばさんの行動に腹が立ちます。



発表会が終わり
家に帰ってから
一番仲の良い仲間に
ことの一部始終を
母は話しました。



母が体調がすぐれないと聞いたその方は
一大事だと判断されて

事の発端となった仲間のおばさんにありのままを語って助言してくれたようでした。





その助言を受けて
渦中のおばさんが
母に謝罪するために
先日、訪ねて来たのです。





お金を受け取って欲しいと聞かされた母は
受け取らなかったそうです。





『あんたはこのお金を渡したら気が楽になって、このことを忘れてしまうよ。


だけど私は忘れて欲しくないから受け取らない。


忘れることは許さない。


忘れないで反省して
また同じことを起こさないよう努力して欲しいから。


私と同じ想いをする人を増やしたくないよ。


私はあんたを恨んだりしないよ。


今まで通りに付き合おうよ。』





それでことは終わりました。





対人関係で問題が
起きた時、どんな風に対処すべきなのでしょうか?



今まで私は反省して
自分の悪い行いを
繰り返さないように
肝に命じて次に進んできました。



迷惑をかけた相手には精一杯言葉で謝罪をしてどんな些細な行動にも細心の注意をはらってきたつもりです。



起こした罪は一生
忘れてはいけないことと心に深く刻みこむ。





こういう心の動きを
重んじないで


お金で解決する人の
心は何を考えているのでしょうか?



いくら包んできたのか貰うつもりがなかったから知らないそうですが



謝罪の気持ちをお金に換算したらどれくらいの額が正しいのでしょうか。



さすがに
今回の事件はお金で解決するような案件では絶対にない種類だと
私は信じています。





お金は無いより
沢山欲しいに決まっています!



けれど、
人の心を傷つける武器にもなる道具なので気をつけたいです。