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恥ずかしい

穴があったら
入りたかったけど



隠れる場所なんて
なかったから



誰にも
気づかれなかった!



そう思って



なかったことに
してしまった話し。





仕事中に。



納品書を取りに
席を立ち



そこで咳が出た。



コホコホッ



あれ?



それに混ざって
爆発音のようなのが
聞こえた。



それも。



お尻の辺りから…





咳をしたら
屁が出ちゃったぁ





誰も何も言わなかった。



聞こえたかな?



凄く恥ずかしかった
けど。



知らん顔して
席に戻ること以外
考えつかなかった





恥ずかしい



内緒だけど…

「○○さん、どうしたんだろ?今日休みって言ってなかったよね?」

皆で心配していた。


無断欠勤するような
人ではないのに。



「遅くなりました。」


いつものように
掃除をしていると
申し訳なさそうに
○○さんが
出勤してきた。


あぁ。
バスに乗り遅れたんだ。


リーダーも心配していたけど。


連絡したのかな?



そんなことを考えながら、机にケータイを
置く前にメールを
覗いてみた。



……



○○さんは私宛に
遅れることを連絡して
くれていた



きゃぁぁあ



伝えて欲しいとも
書いてあった。



今となっては
あとのまつり



○○さんには
心の中で深くお詫びして



私の心引き出しに
そっとしまうことにした。


内緒だよ?
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