右近・左近

山形に伝わる狐。
江戸時代米沢藩で幕府宛の書状を飛脚に持たせたが、下書きの方だと分かり大騒ぎになった。
そこで右近と左近と呼ばれる、飯綱の法を会得している狐が呼ばれた。
そしてその狐が飛脚を追い、江戸近くで休憩している飛脚を見つけ書状を取り替えた。
その後狐は米沢へ帰ったが城に着くとその疲労で死んでしまった。