想いを言の葉にする
ずっと想ってた事を
言葉に変えようと思った。
私の独り言。
この仕事に就いてから
何人の出入りがあったかな。
職員も利用者も…
大好きな利用者様を
何人も見送り
今年は私の希望を見失った。
「みんな違って当たり前」
だけど
寄り添い方ってあるじゃない?!
ってね。
大切な命だから守りたい
逢いたい人に逢わせたい
食べたい物を食べさせたい
あと何日か何ヶ月か何年か
そんなの分からないけれど
望む事をしたい
我が儘だと勝手だと想うときもある
でもその瞬間を見失いたくない
何故なら
大切な命で大切な想いやから。
知識も経験もまだ乏しいけれど
精一杯の事をしたい
ある方が言った。
「もう何年も
お父さんに逢えなかったから
逢えて話せて良かったよ。
待っててね」
息子さんと娘さんの協力あり
何年も帰ってない家に
何年も行ってないお墓に
頑張って一緒に行った時
そう呟いた。
今年
お星様になりました。
「あなたと出逢い
想いが夢が希望・現実に変わったよ」
最期の言葉 忘れません。
失った想いを
ヤッパリもう一度再燃したい
マダマダ出来るよね…?!
続き→
私の婆ちゃんは病院に居ます。
唯一の父方婆ちゃん。
母方も父方も介護を要しました。
でも、私に出来る事は少なかった。
家族関係に色々ありすぎた。
今は私が誰かも分からない。
でもね、婆ちゃんの言の葉は忘れないよ。
「最後の孫のあんたの晴れ姿が、幸せが見たい。でも、あんたはずっと周りに気を使いすぎてる。大切な人とずっと一緒に居たかったら、貫き通しなさい」と。
重い壁を壊してくれたのは婆ちゃんでした。
反対を押し切って旦那さんと結婚した理由。
婆ちゃん
もう一度家に帰ろう?
爺ちゃんに逢いに行こうよ?
旦那さんと私に出来る事
「介護」だけは誰にも負けない気持ち。
帰ろうよ。