ルシア「フラットフラット!」
フラット「……るっさいなあ、何?」
ルシア「わぁ初っ端から手厳しいね!じゃーんこれなーんだ」
フラット「うざい」
ルシア「うん、会話しようよ。花冠作ってみたんだ、はいプレゼントー」
フラット「ちょっ、やめ!臭い花粉臭い!」
ルシア「うわぁ似合うねー、可愛いねー」
フラット「お前だって会話する気無いじゃねぇか!うわ匂いきっつ!」
ルシア「あーあ、もう外しちゃうの?勿体ない……でも仕方ないかな、反抗期なんて一度は通る道なんだしね!」
フラット「……は!? 何だって? 誰が?」
ルシア「何だか寂しいけど、これも成長の証だからね……!!お兄ちゃんは喜んであげなきゃね……」
フラット「だから何、なんなの?意味わかんない。会話しろって振った癖に独り言を言い続けるとか何がしたいの!?」
ルシア「……フラットってさあ、普段理不尽に振る舞うけど、自分が振り回されるのには慣れてないんだね。不器用で可愛いなあもう!」
フラット「独り言に一々突っ込まないからな」
ルシア「何故か新しい発見が尽きないんだよね……」
フラット「独り言に突っ込む程俺は会話に飢えてないし」
ルシア「……愛故かな?」
フラット「……」
ルシア「うわああ目ぇ逸らしたああ!突っ込んでよ!突っ込み待ちだったよ今!っていうか私の胸に飛び込んで欲しいよ!」
フラット「絶対やだ絶対しない」
ルシア「よしじゃあ会話しようよ!」
フラット「無限ループとかマジ勘弁」