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うさぎ

こんな小さな檻の中で死んでいくのかと考えたら
なんて可哀想な生き物だ…と何故かウツになった。


私の頭がおかしい事も
私の心が壊れた事も
それは知らなくていい事。

だって私という存在があらゆる意味で劣化して、その形を保てなくなっても
それを他人は私として認めない。


帰る場所がないから此処にいるけど、この場所を失ったら何処へ行けばいいんだろう。

捨てられたコンビニの袋みたいにふわふわ舞ったって、拾う人はいないから
とりあえず風を避けてとどまってる。

まあ、拾われたくもないけど。


ひたすら救いを求めて、学校のベランダから飛び降りようとしたあの日
あの光景を思い出すたびに
あの時飛び降りてしまえていたら
こんなふうに歳を取らずに済んだのにと思う。


幼少期から始まった小さな自傷や、小さな命をいじめ殺す私の異常さに誰か気付いて歩み寄ってくれてたら
今とは何かが違ったのかなとぼんやり考えてみたり。


十二進法の夕景を聴いて車の中で声をあげて泣いたのは、それでも自分がどう生きたらいいのか解らなかったから。


思うように…だとか
そんなふうに言われても、私の人生をまだ自分のものにはできないと知ってるから
私は此処で心臓の鼓動を止めないように息をしてるしかないんだ。


命を殺してまで
生きる資格など私にはなかったわ。

ごめんね、小さな命達。
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