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かおり

柑橘の甘い香りが部屋を満たしていた。
香りの元は小さな鍋。鍋の前に立つ青年はなにやら楽しげに歌を口ずさんでいる。
「ねぇ、なに作ってるの」
ベッドヘッドに裸の背を付け青年の姿を眺めていたアレンが、痺れを切らしたようにそう問いかけた。
「いいもの」
に、と笑んですぐに視線を鍋へと落とす。先ほどからこの繰り返し。
アレンとしては久しぶりに任務もなくのんびりとしたこの時間を恋人といちゃこら過ごしたいというのに、その恋人ときたらさっさとベッドを抜け出してキッチンに籠りきりだった。
「いちゃこらしたいんだけど」
「さっきしてただろ」
「ずっとしてたいんだってば!」
「はいはい…よし、できた」
おざなりな返事のあと完成の声を聞き、アレンは瞬時にキッチンへと向かう。濃くなる甘い香り。
「わーアレンお前、服着ろ服」
「パンツは穿いてる」
「屁理屈め…」
ため息を吐く青年の向こう、鍋の中にはきらきらとオレンジ色の…
「みかん?」
「いや、金柑。最近風邪流行ってるし、この時期はこれが俺の至福なの」
アレンが以前プレゼントした黒のエプロンを外して青年はひとつ伸びをした。
「ほったらかしてごめんな、アレン。冷めたらヨーグルトに入れて食べよ」
自分から離れていったくせに甘える猫のように擦り寄ってくる年上のかわいい恋人は、甘い柑橘とシロップのにおいがした。

懐かしき恋情の調べ

昨日久しぶりに雲中と会いました。彼女と会って感じた時の流れの早さと変化に戸惑いつつ、気づいたらこんな話が出来たので公開します。登場人物の明記はないけど、多分この日記読んでる人にはわかります。戻さん風に考えればけしてバッドではなくむしろハッピーエンドですが、ベタベタ甘甘ではないのでご注意を。
しかし久しぶりの日記がこれってどうなんだ…。ハロウィンもなにもしてないのにね。ポッキーの日はちゃんと夢小説上げたいです…。

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眼鏡の日、ネクタイの日。

お疲れさまです!

今日は眼鏡の日でありネクタイの日ということで、即興でSS書いてみました。

しまった時間ギリギリな上だいぶ粗が目立ちますがとりあえず(笑)


それでは、追記からどうぞ。
サイトに名前変換バージョンも同時うpしておきます!
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コトノハ

D灰夢(アレン×男主)

ハピバ夢です。
夢主のバースデーが7月中旬でした…。忘れてたわけじゃないんです。書けなかったんです…orz

ちょっぴり長めなのでご注意くださいねっ。
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その理由は

おはようございます。

夏休み真っ最中、うっかり携帯の乙女ゲームに夢中になってます。

い/ざ/、/出/陣/!/恋/戦ってゲームなんですけど。
とりあえず秀秋様と小次郎が好きすぎてツラい。
秀秋様はアレンさんタイプです。腹黒いというか、寂しくて可哀想なひと。小次郎はユウちゃんタイプかな。刀と会話するような男とか形容されてたから(笑)

絵が綺麗で始めたら止まらなくなってしまった…。

というわけで、メイン小説ほったらかしでいざ恋SS書きました。
今回は秀秋×男主。

興味ある方は追記からどうぞ〜。
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