スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

帆船実習前半終了。帰京。

1月5日から3月10日まで大学の実習で乗船実習をしてきました。
実習に際して航海科と機関科にわかれるのですが航海科にて主に船の操縦等を行っていました。
座学では操縦や法規・運用などについていろいろ勉強しました。

船の中の座学は揺れるしちょっと酸欠でとてつもなく眠いです。
実習では実際に航海計画を立て三等航海士、次席一等航海士を経て船長に見て頂き、運行するようです。
操縦も航海士や甲板員の監視の下、実習生が行います。
帆船においては、機走のほかにも帆走を行います。機関を用いず風だけで進みます。
低気圧はチャンスとして利用します。北半球においては低気圧の周りを反時計回りに風が吹くため、たとえば東に進みたい場合は、低気圧の南を進むことをセオリーとしています。

また左舷右舷とで風を受ける向きが変われば帆を張るヤードの向きも変えます。
これには総員の人手が必要です。これは結構しんどいです。別名綱引き大会。

帆を張るとき、または畳むときマストに登ります。約50m。
高所恐怖症の人はかなりきついでしょう。
あっ、ちなみに裸足で上りますので冬はかなりの苦行です。どこぞの修行かと問いたいくらい。

帆船は風によってはかなり進みます。一回見てすごいなーと思ったのが、
24時間で四国(徳島のでっぱり)の南から静岡の伊豆諸島の南くらいまで進みました。
このときの航程は273マイル、平均速力11.3ノット。ちなみに機走にも劣らない速力です。

ちなみにこの実習では鹿児島、古仁屋、慶良間、博多、別府、神戸に行きました。
慶良間行ったときは1月下旬だったのにもかかわらず気温が20℃近くあり日焼けしました。
海がきれいでした。

そして実習終了からちょうど1週間経ちました。
あと2週間したらまた実習です。今度はホノルルに行くそうです。
わーい!!

あと、3月31日誕生日なんですがライブします。わーい!
←prev next→