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美容院に行ってきました〜


いやぁ…本当に髪型決めずに突撃したので美容師さんとあれやこれや話し合って…
カラーもした方が良いけれど、髪の痛みを考えるとあまりお勧めしたくないなぁ…という事で普通にデジタルパーマだけ!
髪も結構切ったので肩ぐらいまでしかありません〜
いぇい!イメチェンまではいかない気がするけど!


インテ受かってました!
Iの60です!お越し下さる方は是非お声かけてくださると嬉しいです!
ペーパーは今回やめて、名刺を刷る予定なので良かったら貰って下さい^^無料配布です。
名刺絵は近々描くので、前回も言ったようにユスト配信出来たらいいなぁ…
まだどんなん描こうか思い浮かんでいないので何ともいえないんですが…
また配信する時にお知らせします!


最近本当に島国にお熱なんですが、ちょっと個人的に新感覚な小説を見つけてしまいまして。
こういうところで紹介して良いのか分からないので、URLは伏せておきます。

朝菊の両人が小説家の話です。
始まりはなんの変哲も無い、
数年前に小説の大きな賞を取った菊が今年度の受賞のパーティーで受賞者のアーサーに会う。
というところから始まります。
菊は、アーサーの作品を読んでアーサーの作品が凄い。と思ってるんです。
アーサーの作品を読むまでの、創作家としての心の葛藤や、悔しさなんかも凄くよく描かれるんです。
アーサーの書く心理サスペンスは殺人殺害現場はリアルで、心理描写も素晴らしい。
そして、パーティー会場で会ったアーサーは菊のファンで、赤面し慌てながらも真剣にその事を伝えるアーサーがとても可愛い。
その後、菊がパーティー会場の帰りに寄ったバーの主人に最近頻発している連続殺人に気をつけろと言われるんです。
まぁ、ここまではよくある同人小説だなぁ。
多分アーサーが殺人鬼なんだろうなぁ…と読み進めて行くんですが、その通りで、ふんふんと読んでいたんです。
しかし、殺害現場を見られたアーサーの行動が、パーティー会場と変わらないんです。
逃げ出した菊を追いかけてくるのに、公衆電話で警察に電話しようとした菊の電話を追いついたアーサーが切る。
でも、その場でアーサーは菊を見逃すんです。
読んでる方は菊視点で書かれているので、アーサーが何を思ってるのか分からない。
よくありがちな、気に入ったからという適当な設定なんだろうか…と読んでました。
次の日はアーサーが菊の家に来て、こういうんです。
「生きている意味を考えた事がありますか。」
私も時々考えます。
というか、未来を見通していつ終わるかも分からない、どうなるか確証も無い人生にこれを考えない人って居るのだろうかと思う程の質問。
菊はありますと答えるのですが、その後のアーサーの答えが

「では、死にゆく者と 生きてゆく者の差を考えられたことは?
昨日俺に殺されたあの女性と、今生きて俺と話をしている先生は、
一体何が違ったんでしょうか?」

その後に「俺にはまだみつからない」と続くのですが、この台詞がとても心に来まして…
私もいつも夕飯を食べながらニュースを見るんですが、通り魔などに、無意味に殺された人と、ここでご飯を食べてる私と何が違ったんだろう。
その場に居なかった、居ただだけの違いで全てが違うのかと思うことがよくある。
その答えを、探す為に人を殺す。
狂ってるな、と思ったけれど、純粋なんだとも思った。
このキャラ付けすげぇな…と凄く感心した。無差別殺人鬼の純粋さを一言で表すのに十分だと。
そして、菊が小説家として培ってきた洞察力でアーサーを観察するところからの、二人の心理攻防戦が始まるんです。
菊が、警察にいつでも言えるんですよ?というと、アーサーは、今言っても俺がやっと言う証拠は出てきませんよ?パーティー会場で酔っていたという証言が有るのに俺を捕まえられるんですか?
と言われ、菊はこの人は最初から自分をからかいに来たのかと悟るんです。
いつでも貴方を殺せるんですよ、と言うアーサーも同人でよくあるただ単に菊を好きなんじゃなくて、その答えを見つける為に聴く為に逃がしたんだと。

そして、菊は小説からが一番本人の心情を読み取る事が出来ると言って、アーサーの小説を全て買ってきて読む。
どの作品も殺人鬼を否定して、どんな理由があっても殺人は悪いことだと描いているアーサー。
何故殺人鬼となるのかが分からない。
アーサーの作品から深層心理を読んでいって、もう一度処女作の受賞作品を読んで悟るんです。
アーサーの処女作は追悼なのだと。
殺された両親の。
でも、その犯人をアーサーは知っていたのに警察は捕まえてくれなかった。
両親を殺したのは多分親族だと菊はあたりを付けてアーサーと話をしながら殺人鬼になるに至った経緯を暴いていく。
っていう作品でした。

二人の聡さと静かな雰囲気の中に激動や憤りを心に抱えた二人が凄く上手く書かれた作品だった…
15部まで有るのにまだ4部までしか読めてないんですが…
端折れない話なので説明すると長くなってしまった…


菊も母親が亡くなっていて、小説家を目指すにあたり、両親と喧嘩した。
そしていまだに母のお墓には行けていない。
片親しか居ない、もしくは両親居ないや家庭環境が問題あるってよくある事だなぁ…
と思うのですが、それに対しての心情を読む事は私には出来ない。
この作品を読んで、私の家は家族円満で何にも不自由が無い、だからこそ全部持ってるからこそ、何も持っていないんだなぁと思った。

こういう、他人の脳内を覗ける様な作品は沢山触れておいた方が良いなぁと思った。
凄かった。


今日も酒盛りしたんで、後で何言ってんだ?と思う部分あるかもなぁ…ふへへ…
とりあえず、言いたかったことが伝わってれば良いな…作品が素晴らしすぎてこの文じゃ伝わんね…
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