「燃え上がれ〜燃え上がれ〜燃え上がれ〜ガンダム〜」
いきなり前司会だった、渡邊あゆみさんの歌で始まりました。着物姿は相変わらず。
先ずは作品の紹介。
◆1979年04月07日放送開始、機動戦士ガンダム→宇宙世紀0079から1年に及ぶ、地球連邦軍とジオン公国の戦い。
19歳の艦長ブライト・ノアと15歳のパイロット、アムロ。若いよ!シャアも若い(笑)。
ファーストガンダムと呼ばれるこの作品には、三つの発明があります。
@正義の見えない戦争
Aニュータイプ
Bモビルスーツ
この設定は、うまいです。なぜリアルロボットを作るのか、なぜ接近戦になるのか、なぜニュータイプが出現したのか、ファーストで既にこの設定が作られたのだからすごいです。
◆1985年機動戦士Zガンダム(宇宙世紀0087)→ファーストから七年後の世界。
地球連邦軍からジオン軍の残党狩りを目的として作られた組織ティターンズと、反ティターンズ組織エゥーゴの戦い。それにジオン軍の残党組織アクシズも乱入、三つ巴の戦いに。好きな作品です。キャラ、MS、主題歌ともに。
◆1986年機動戦士ZZガンダム(宇宙世紀0088)→Zのその後。
「アニメじゃないアニメじゃない本当のことさ〜」
ハマーン率いるネオ・ジオン軍対地球連邦軍エゥーゴの戦い。ジャンク屋のジュドーがZガンダムをパクろうとするところから始まったから、いい印象がありません(笑)。
◆1988年機動戦士ガンダム逆襲のシャア(宇宙世紀0093)→大人になったシャア(34歳)とアムロ(29歳)の物語。
見かけは子供でも頭脳は大人の某探偵作品に登場する、赤安がチラつく(笑)。MSサザビーが好きです。TMNの主題歌もカッコイイ。
◆1989年機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争(宇宙世紀0079)→OVAとして発表された、ファーストのスピンオフ。
鬱屈した毎日を、戦争が変えてくれることに期待する少年の物語。知り合いが戦い合う戦争の残酷さに少年は気付き・・・
◆1991年機動戦士ガンダムF91(宇宙世紀0123)→平和な時代になり政治が腐敗したため、クーデターを起こす軍事組織クロスボーン・バンガード対地球連邦軍の戦い。
主人公は避難途中、人手不足の地球連邦軍に無理やり徴兵されて・・・。友達が敵対する組織にいたり、自身にニュータイプの素質があったりと話が深いです。
主題歌ETERNAL〜が素敵。Fはフォーミュラと呼びます。
◆1993年機動戦士Vガンダム(宇宙世紀0153)→宇宙の各地で戦争が勃発、マリア主義というカルト宗教を背景に勢力を伸ばし、地球征服を目論むザンスカール帝国対反帝国の組織リガ・ミリティアの戦い。
ニュータイプの素質があった主人公ウッソ(13歳)は幼馴染を守るため、リガ・ミリティアに参加するも、憧れの女性カテジナさんは敵であるザンスカール帝国の一員だったという・・・知り合いと戦い、知り合いが亡くなるのはキツイよなぁ。
主人公の声が阪口さんで、のちに銀魂のメガネこと新八になるとは。
この作品が【宇宙世紀】枠の区切りとなり以降、新しい宇宙の世界観を持つ作品が生まれます。
◆1994年機動武闘伝Gガンダム→熱血格闘系ガンダム。
国と国の主導権争いに端を発して戦争になる過去を反面教師に、国の主導権を決めるため四年に一度ガンダムファイトを開催。勝ったガンダムの国が主導権を握ります。
後半はライバルだった仲間と力を合わせ、地球を襲うデビルガンダムと戦うことに。努力、友情、勝利という少年漫画のツボを押さえ、各国の特徴を持つガンダムは面白いデザインでした。子供ファン獲得にも貢献。
個人的には、主人公の名前が好きじゃなく(笑)。
でもこの作品が、ガンダムの世界観という縛りや既成概念のリミッターを解除したと言えます。ガンダムの懐の深さよ・・・
◆1995年新機動戦記ガンダムW→スペースコロニー国家群対地球圏統一連合の戦い。
スペースコロニー国家群から5人の少年達が、地球圏統一連合の組織を倒そうと地球に送られる話し。各々所属が違うし知らされずに隠密行動をするから、なかなか5人揃わないことに定評があります(笑)。
第一話からブッ飛んだ会話が炸裂するけど、驚いたらダメですよ。
個性の違うパイロットが五人いるから好みの子を押しやすくなって、以後、ガンダム作品は複数系が目立ちます。今のアイドル事情と同じです。
私は“死神”ことデュオ派でした〜\(^o^)/。デスサイズも持ってるよ!
「死ぬぜ・・・俺の姿を見た者はみーんな死んじまうぞ」って、カッコいいー!
でも今なら、トロワの良さが分かります。ゼクス様の弱さもトレーズ様の眉もね(笑)。
「JUST WILD BEAT COMMUNICATION」TWO-MIXが歌う主題歌もカッコ良かったです。
◆1996年機動戦記ガンダムX→ニュータイプ推しの作品。
大戦によって人口が減ったためニュータイプの能力を利用して新しい世界を作ろうとする組織と、ニュータイプを守ろうとする勢力の戦い。
そこに自分たち以外のニュータイプを憎む、フロスト兄弟も登場。
コメディとシリアスのさじ加減が絶妙。ガンダムXには、シリーズ最強と言われるサテライトキャノンを搭載。システムはかっこいい。でもね、子供が撃つ武器じゃないです。
ただ主人公の声が気に入らなくて、私は途中で脱落(笑)。主題歌「DREAMS」は好き。
−−−熱血格闘、複数主人公、コメディタッチという新しい要素によって、ファンが益々増えました。
一方で、原点回帰を望む声も聞こえて来ました。ファーストガンダムを見た少年たちが大人なり、かつてのガンダムを見たいと復活を願ったのです。
そこでファーストガンダム作品を手がけた、富野監督が帰って来ます。
しかし富野監督は「黒歴史」という初めて聞く言葉を携えていたのです・・・
◆1999年∀ガンダム→説明出来ないスケール。
ガンダムが存在した文明が崩壊し、一部の人は月に逃れ、さらに進化した高度な文明を持つ月の民となりました。しかし地球に残った人々は戦禍によって文明と歴史を失い、小型戦闘機が飛ぶレベル。
そこへ月の民が再び地球に帰って来ようとするので、地球に住み続けていた人々と対立します。
「地球を捨てて逃げ出した民ではないか」と。
一方で月の民は地球が一度、滅びかけた過去を「黒歴史」と見下して呼び、両者の対立は深刻に。
このままだと地球側が圧倒的に不利ですが、主人公が偵察のため地球に来た月の民でありながら、地球側に立ち、発掘されたファーストガンダムに地球人が乗ることで、当初あった文明の差が埋まります。
富野監督は、正義の見えない戦争を描くのがうまいよなぁ。でも主人公の乗るガンダムに、ヒゲがあって好きじゃなかったです。ごめん!CMコールは好きでした。
◆2002年機動戦士ガンダムSEED→21世紀最初のガンダム作品です。
宇宙に住み遺伝子操作されて生まれた人類コーディネーターと、地球に住む人類ナチュラルの対立を描きました。
ニュータイプをコーディネーターに置き換えたので、人工的に作ることが可能な世界です。でもMSの操作能力によってパイロットになるから人間性は皆、低いという(笑)。エゴ丸出し。
主人公はコーディネーターなのにナチュラル側についたから、コーディネーターの親友と敵対しちゃってさあ大変。身体で繋ぎとめようとするエピソードもあるなど、生々しいリアリティさがあって当時は物議を醸し出しました。綺麗事抜きだから、私はアリだと思います。
西川兄貴が歌う主題歌がカッコいいです。
◆2004年機動戦士ガンダムSEED DESTINY→前作から2年後を設定した続編。
鈴村さんの出世作。ガンダムが武器によって変形するのは、カッコ良かったな。主題歌もバンバンリリースされて良き・・・
でも脚本が黒歴史(笑)。後半、主人公が変わったしね。キラが乗るガンダム、あれはアカン奴。
◆2007年機動戦士ガンダムOO(西暦2307)→高河ゆん先生がキャラ原案を担当という、ファンには嬉しい作品。
「オレがガンダムだ」宮野さんの出世作。
時代設定が西暦という初の試みで、現代の国際情勢や環境問題などを踏まえているから面白いです。
宇宙エレベーターや宇宙太陽光発電は、実用化にはまだ程遠いけれど近い将来、実現されそうです。無人殺人機が作品に出てマジかと思ったけれど、今では普通に無人戦闘機が飛んでいるし。
新しいエネルギー資源を巡って争いが絶えない、三つの大国に対し、紛争を根絶する組織ソレスタルビーイングが登場。ガンダムによる武力介入を宣言します。国連で使われる言葉が出たりと、勉強になりました。
ガンダムに乗るのは、ガンダムマイスターと呼ばれる四人のパイロットです。皆んな過去が悲惨過ぎて、この中に私の推しはいません。
私の推しは、グラハム・エーカー!グラハム語録は萌えの宝庫だぞ。
「会いたかったぞ、ガンダム!」は刹那と一対。
ソレスタルビーイング結成の理念を知ってからは、ガンダムシリーズの中でこの作品が一番好きです。
でもこれ以降、ガンダムOOロスで、ガンダムから遠ざかることに・・・劇場版OOでグラハムの最期を見て、燃え尽きた〜。
◆2010年機動戦士ガンダムUC(宇宙世紀0096)→アムロとシャアの戦いから3年後。
バナージという主人公に加え、ミネバやシャアの再来と言われる仮面の男、フル・フロンタルも登場。ファーストファンには嬉しいメンツ。
「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを」も必見です。
キャラ原案が原点回帰(笑)。ユニコーンガンダムのデザインは好き。主題歌もカッコいい。
◆2011年機動戦士ガンダムAGE→正体不明の敵UEと地球人との100年に及ぶ戦い。親子三世代に引き継がれます。
そしてガンダムには、異色作もあります。
◆2004年SDガンダムフォース→ガンダムのデフォルメ作品。ガンダム自身が喋ります。神谷さんがキャプテンガンダム。もったいねー(笑)。
◆2013年ガンダムビルドファイターズ→バーチャルでガンプラを戦わせ、世界大会を目指す話。CLAMPの「エンジェリックレイヤー」的な?
◆2014年ガンダムGのレコンキスタ→富野監督作品。
そして一番新しいガンダムの作品は、人気を集めました。
◆2015年機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ→これまでのガンダムの予備知識なしに楽しめる作品を作ったそうです。
でも結末がアレなので、トラウマになること間違いなし。
大戦から300年後の世界、格差が拡大し、人々は貧困にあえぎ火星では公然と人身売買が行われています。ブラックな民間警備会社で働く主人公たちが、居場所を作るため反乱を起こしますが・・・
ビーム兵器が無い設定で、ガンダムで肉弾戦を繰り広げるから泥臭さアップ。タイトルの通り鉄血です。
でも三日月の目が苦手だったので・・・見ることなく・・・
以上、ガンダムの紹介でした。一部作品は省略です。
作家の福井晴敏先生によると、ガンダムは縛りを作らなかったことが長く続いた理由だそうです。
それな!
気になるガンダムの人気ランキングは、「発表!全ガンダム大投票40th」05月05日BS3にて生放送されます。結果が発表されるそうです。
2018年04月20まで投票受付中です。皆さま、奮ってご参加下さい(笑)。私は済ませたヨ。
@アニメ作品
Aモビルスーツ
Bキャラクター
Cガンダムソングス
この4部門で人気投票を受付中です。中間発表によると、
Bキャラベスト10
01.シャア・アズナブル
02.オルガ・イツカ
03.アムロ・レイ
04.キラ・ヤマト
05.グラハム・エーカー\(^o^)/
06.刹那・F・セイエイ
07.カミーユ・ビダン\(^o^)/
08.アナベル・ガトー
09.ハマーン・カーン
10.マスター・アジア
★私はグラハム、カミーユ、デュオです。
Aモビルスーツベスト10
01.νガンダム
02.Zガンダム\(^o^)/
03.ストライクフリーダムガンダム
04.ウィングガンダムゼロ(EW版)←細けぇ!
05.フリーダムガンダム
06.ガンダムF91
07.キュベレイ
08.サザビー\(^o^)/
09.百式
10.ガンダム
★私はZガンダム、サザビー、デスサイズ。
C主題歌ベスト10
01.?
02.?
03.?
04.BEYOND THE TIME〜メビウスの空を越えて〜←かっけー!
05.嵐の中で輝いて←第08MS小隊じゃん!
06.フリージア
07.JUST WILD BEAT COMMUNICATION
08.めぐりあい
09.RE:I AM←忘れてたー!
10.Z・刻をこえて\(^o^)/
私が投票した、森口さんが歌う主題歌はランクインしているだろうか・・・ドキドキ。Zは劇場版もあって、ガクトの主題歌も好きだし迷いました。
録り下ろして、キャラが投票を呼びかけておる・・・同年代の人が局内にいると見た(笑)。
結果発表が楽しみです。
NHK公式リンクはこちら↓
NHK 全ガンダム大投票 40th
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