「うおおおおおおおおおおおおっ!」
「わー」
ぱちぱち、と拍手したのはあたし一人。
縁側を通りかかると、庭で一人大騒ぎする幸村くんを発見したのでしばらく見学することにした。
二本の槍を自在に振り回す幸村くんは、出会い頭に破廉恥だのなんだのとあたふたしてたことを忘れさせるくらいの大迫力。
「あ、あの千里…こうもずっと見られていては、なんというか…」
「え?あ、ごめんね。邪魔しちゃった?」
「い、いや!邪魔というけでは…!その、見ていて退屈ではござらぬか…?」
「ううん楽しいよ。幸村くん見てると元気になるね!」
「誠でござるか!ならば!」
安心したようにぱっと顔を輝かせて、幸村くんは再び両手の槍を振り上げた。
まさに熱血!って感じで見てて飽きないんだよね。
…あ、そういえば。
「厨房でお団子もらったんだ。幸村くんお団子好きなんだってね。休憩しない?一緒に食べよ」
「おおっ!よいのでござるか!?」
「もちろん!はいどーぞっ」
「かたじけない!」
幸村くんは槍を放り出して隣に座った。
よっぽど好きなんだなぁ。
「幸村くんどっちが好き?」
「ううむ…某はこっちでござるな!」
「じゃあそれあげるね。あたしはこっち。おいしいねーお団子」
「美味でござるな!」
二人しておやつを満喫。
頬張る幸村くんって同い年よりも幼く見えるかも。
あ、ほっぺたに付いてる…
「…ふふっ」
「?どこか変でござるか?」
「ううん。なんか、かわいいなと思って」
「むう…」
少し不服そうな幸村くん。
…やっぱり男の子にかわいいはまずかったかな?
すると幸村くんはお団子を詰め込んで立ち上がった。
「千里っ!」
「へ?」
「まだまだ鍛錬は終わらぬ!見ていてくだされ!真田幸村!参る!」
「がんばれー」
なんだか幸村くんと仲良くなれた気がするかも。
食べ物の力ってすごいね!
**********
幸村イベント。
幸村で団子ネタは鉄板ですな。
なんかこのイベント遙か5のチナミのスチル思い出したわ←
毎月仕事場で配られる冊子にはいつも歴史コラムが2P分みっちり。
そして今回はお館様。
晩年、信玄は夜にふと目を覚ましたが遅かった。
腹に鋭い痛み。
反射的に曲者の足を掴み腹に刺さった小刀をその人物に刺し返した。
「この信玄の寝首をかくとは天晴れ。名を名乗られよ」
忍は丁寧に名を告げ息絶えた。
信玄はその傷がもととなったか、病に倒れ亡くなる。
こんな感じ。
一瞬で佐助夢が浮かんだね←
なんとなく「初色、囚われ人」と似てるけど。
主人公は武田の敵国の忍の少女。
殺しの腕は一流にも関わらず、忍らしからぬ冷酷になれない感じの。
佐助とは普通の少女として出会うけど、彼女は信玄殺害の命を受けて潜入していた。
互いに惹かれあうけど、彼女はなぜか触れることを許してくれない。
ある日突然彼女が消える。
そしてその数日後、信玄襲撃の事件が起こる。
佐助が駆けつけた時、信玄はかすり傷そして彼女はすでに瀕死の重傷であった。
そこで佐助は初めて彼女が敵国の忍であったことを知る。
衝撃を隠せない佐助に、彼女が言った。
「はじめて甲斐に潜入して、あなたを見た」
「あなたのことが知りたくて、姿を現した」
「任務を遂行できなくなった」
「あなたの前ではずっと、普通の女の子でいたかった」
「…やっと、終われる」
彼女は逃れられない忍の運命を悟り、返り討ちにあうと知りながら任務を決行した。
佐助にこれ以上偽りの自分を見せないために。
忍である自身を終わらせた。
………あれ?
後味悪すぎる上になんか思ってたのと違う\(^O^)/
今五分くらいでざかざか打ったから私もよくわからん\(^O^)/\(^O^)/
とりあえずあのコラム読んで一瞬でこんだけ妄想できる私の頭が残念すぎる件。
バッドエンドは嫌いじゃないんだ(`・ω・´)
書くのは←
土日は絶対拍手SSせねば…!
「千里っ」
「慶次くん!」
「キキッ」
「あ、夢吉も!」
慶次くんはなんていうか…みんなに比べてノリが現代的なんだよね。
だから馴染みやすいし、すぐ意気投合しちゃった感じ。
「夢吉もすっかり千里に懐いたなぁ。やっぱり華はいいね!こう野郎ばっかりじゃ気も滅入っちまうよ。その点、千里やかすがちゃんや孫市がいる今はそこら中に春が来たみたいだ!」
「あっはは、そんな大げさな…」
か、かすがさんと孫市さんはともかく、あたしをその中に入れるのはどうだろうか…!
……並びたくない…!
あの二人とは並びたくないよ…!
「ところでさ、千里の格好って変わってるよな」
「え、そう?」
…ってあたしは見慣れてるけど、この世界ではそりゃ珍しいよね。
「これは制服っていうんだよ。あたしくらいの年齢の子はみんな同じようなの着てるの。学校って場所に通うために決められた服なんだ」
「へえ!そんなものがあるのかぁ。それ、千里にすごく似合ってるよ。てっきり千里のためにあつらえたものかと思ったくらいだ」
「そ、そう?なら嬉しいな。あたしもこの制服気に入ってるんだ」
制服で高校決めたようなものだもんね。
お世辞でも褒められて嬉しくないはずがない!
「ありがと慶次くん。女の子褒めるの上手だね」
なんてからかうように目を細めてみる。
…て、照れ隠しです。
「なんかそれ、俺が手当たり次第に女の子褒めちぎってるみたいだなぁ」
苦笑しながら慶次くんはあたしの頭に何かを置いた。
……何?
「花……?」
「『せいふく』もいいけど、こいつも千里のために咲いたってくらい似合ってるよ」
「…え」
なーんてね!とはにかむ慶次くん。
…あ、慶次くんもやっぱり照れたりするんだ。
そういうあたしは慣れない扱いに脳内停止。
**********
慶次イベント。
慶次は調子いいけど実は純粋とかいいね。
この話のせいで主人公のイメ画描きづらくなった…
制服そんなかわいい設定とか考えてねーわ(笑)
せーぞんせんりゃくー(`・ω・´)キリッ
あ、なんも関係ないですねすみません。
ののちゃん宅から勝手に強奪!
明日も仕事!しかも月末!
さっくりざくざく進めます!
ロング自己紹介バトン
まあまあロングです(^-^)
いらない項目は消してOK◎
▼名前
→茜
▼ニックネーム
→こないだあか姉さんて呼ばれてきゅんときた
リアルで似たような呼び方する後輩がいるがw
▼性別
→おにゃご
▼年齢
→慶次より年上ですorz
▼所属
→しょぞく…眼鏡女子に所属してますが(笑)
▼誕生日
→なによ
▼血液型
→えび
▼所在地
→八割はんなり
▼家族構成
→ちちははおとーと
▼性格
→気分屋
▼身長
→161
▼体重
→重い
▼視力(メガネ)
→裸眼はついに色の判別しかできなくなったお\(^O^)/
▼髪型、髪色
→気持ちロングで黒に近い茶
▼メイク(顔つき)
→丸い
▼利き手、足
→右だけど皿洗いだけなぜか左
▼ピアス、ネイル
→飲みに行く時と休みの日だけ
▼香水
→しーくれっとうぃっしゅ
▼装飾品
→特にしない。ピアス以外あまり好まないので
▼ファッション
→ゆるカジュアル
▼通学バッグ
→通勤です
▼財布
→ばーばりーの白長
▼制服
→いつかもう一度着たいと企んでいる
▼ペンケース
→小六の時買ったやつ
▼ポーチ(中身)
→ファンデ3(パウダー1リキッド2)、パウダー1、アイシャドウ2、アイライン4、アイブロウ1、マスカラ3、ブラシ多数、綿棒20くらい
まだあるけど主に使うやつ
▼いつものメンバー
→愛葉、くるみ
▼席の位置
→窓口
▼授業中の様子
→
▼放課後の活動
→
▼通学時間(手段)
→にしにほん
▼機種(色)
→英雄赤
▼ストラップ(装飾品)
→おやかたさぶぁとぶっ飛んだゆきむるぁ
▼待ち受け
→どっかからかひっぱってきた幸村と佐助と三成がぶら下がってる絵
▼着信音
→ミクかなんか
▼メール派?電話派?
→どっちも苦手
▼アドレスの意味
→某曲をあなたに捧げます
▼アドレスの56番目
→前の部長
▼直近の着信履歴
→同期
▼ここ1週間最もメールした人
→くるみちゃん?
▼コムありますか
→いいえ
▼好きな食べ物
→きのこ(`・ω・´)
▼嫌いな食べ物
→おから
▼好きな飲み物
→ラムレーズンのミルク割り最近ブーム
▼嫌いな飲み物
→ブラックコーヒー
▼たばこ、お酒
→飲みに行けば一発目は生中です
▼のりもの
→車楽よね
▼趣味
→妄想、アニメ鑑賞、落書き、執筆、ゲーム
表向きには映画鑑賞
▼休日にすること
→上記のどれか(笑)
▼尊敬してる人
→ぴくしぶの素敵絵師様とか
▼将来の夢
→幸せ(ざっくりすぎ)
▼好きな同性のタイプ
→価値観同じ、趣味が合う、笑いのツボが同じ、盛り上がる
▼好きなスポーツ
→野球とバレーボール
▼好きな色
→赤、紺
▼好きなコンビニ
→家族市場
▼好きなファミレス
→さいぜ
▼好きな飲食店
→とくには
▼好きな時間帯
→金曜日の夜
▼好きな音
→ヘッドホンで聴く低音
▼好きな場所
→家
▼好きなタイプ
→大人、気がきく
▼嫌いなタイプ
→悪い意味で子供、気がきかない
▼告白した人数
→少ないと思う
▼告白された人数
→少ないと(略)
▼付き合った人数
→少(略)
▼束縛はしますか
→まぁ人並みにするんじゃないかな
▼最短、最長の恋愛
→わかんねw
一瞬と数年?(笑)
▼会いたい頻度
→さあ……
…自分がいかに女として駄目かわかるなぁ
▼対象年齢
→結構上に広いよ
▼現在の恋愛状況
→リア充爆発しれ\(^O^)/
お疲れさまでした(^-^)
っした。
すげえ走り抜けたな(笑)
さ、寝よ寝よ。
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エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
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特にすることもないので、つい先程到着した奥州の二人組のうち荷ほどきにいそしんでる小十郎さんを眺めてみる。
テキパキと政宗さんの荷物を片していく小十郎さん。
手際がいいっていうか…基本的になんでもこなしそうだよね。
すると視線に耐えかねたらしい小十郎さんが苦笑した。
「見ていてもおもしろいことなんかねえぞ」
「あ、うん。小十郎さん器用そうだなって」
「…そいつはもう少し違う面を見て言ってもらいたいもんだな」
「あはは。だって小十郎さん料理上手だし、またごちそうになりたいなーなんて」
「それなら奥州に来た時がいい。どうせなら俺が育てた野菜を食わせてやる」
「本当!?楽しみ!」
「野菜は好きか?」
「うん!大好きだよ!」
「…クク、そうか」
「?」
なぜか頭を撫でられた。
っていうか野菜トークでこんなに盛り上がるとは…!
まぁ、食べるの好きだし。
あの時ごちそうになった料理もおいしかったし!
「嫌いなモンはねえのか?」
「あ、うん。あたし意外と好き嫌いないんだよ」
なんて無意味にふんぞり返って得意気顔。
……なのになんで黙るの?
「…そのわりに身長は伸びなかったんだな」
「んなっ!そっそれは関係ないよっ!」
ちょっと気にしてるのにー!
「そ、そうか。悪い、気にしているとは思わなくてな」
小十郎さんは少し慌てた様子でなだめ始めた。
うう…悪気なさそうだからこれ以上怒れない…
「お前はこれぐらいがちょうどいいさ」
「……」
「そう膨れるな。…一応、褒めているつもりなんだが」
…撫でてくれる手は大きくてあったかい。
これが大人の貫禄ってやつなのかな。
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小十郎イベント。
どうしても大人と子供。
だがそこがいい。
彼女は小さめなイメージ。
小動物系。