銀高ーっ!
イエあの、今年の夏くらいに描いた漫画が見つかったんで読んでみたらもう…あああ
銀高♀をサクラに布教しようとして少しがんばったがっかりクォリティーです。
ちょいとあらすじ…というか文章化したもの(?)でも。
銀時は暗闇を歩いていた。
宛ても何もない。
不意に立ち止まり、振り返って名を呼ぶ。
「高杉…?」
愛しい彼女の名。
誰より美しく誰より気高い。
そして強い、彼女。
当然のように返事はなかった。
だがその時、銀時の後ろにふっと現れた気配が吐き捨てる。
「お前なんかに、晋助様は救えない」
高い…だがドスの効いた女の声に、銀時は振り返ることができない。
「今まで散々見て見ぬフリをしておいて、今更何のつもりっスか」
やっとのことで振り返った。
…だが
いない…?
そこには暗闇が広がるばかり。…と
「うまく手の内に収めたつもりでござろうが、白夜叉」
「!?」
またもや背後に気配。
今度はすぐさま声の主を睨みつけた。
「お主はまだわかっておらぬな」
「何…」
「晋助同様、我ら修羅の道を辿った者の行く末は一つ」
万斉の後ろに、すぅと姿を現したのは…
「高杉…!?」
驚く銀時をよそに万斉は続けた。
「ただ、堕ちていくのみ」
「なッ!!」
なんと高杉の足元にひびが入り、彼女もろともみるみる崩れ落ちていく。
銀時はとっさに手を伸ばした。
…また、こんな思いをするってのか
護るって何度も、誓う度に傷つけて
なあ
もう、お前をひとりにしねェから
思い起こすのは、傷ついて傷ついてぼろぼろになった儚い彼女の姿。
あんなにも強い彼女がたった一度、己に助けを求めた。
いくな
『銀時』
いくなよ
『……銀時』
高杉…!
『たすけて…』
あんな顔を、二度とさせないと堅く誓ったのに
…伸ばした手。
それは高杉の細い指をかすり、ついには離れて…
「高杉―――――――!!!」
「うるせェ」
「ぶッ!!」
ガッ!と小気味よい音と共に、顎に激痛が走った。
高杉のかかとが容赦なく直撃したのだ。
「耳元で人の名前ギャーギャー呼びやがって」
…アレ?
顎がヒリヒリするも未だ頭が冴えきらず、天然パーマの髪をかきむしりながら零した。
「………夢?」
「ああ?」
あからさまな舌打ちをしたかと思えばぎらりと隻眼が睨みを利かせた。
「てめーの夢ごときに巻き込んでんじゃねェよ」
吐き捨てるなりくるりと向きを変えて再び寝転がってしまった。
「……ワリ」
「…」
「ムシかよ」
一応謝ってみるも機嫌を損ねてしまったらしい。
「……高杉」
不意に名を呼んだ。
確かめるように、思わず零れ落ちたのが彼女の名だった。
「なんだよ」
案外素直にごろりと寝返りを打ち、にぃと妖艶な笑みを見せつけた。
申し訳程度に羽織った着物からは、形のよい胸や白い肌が惜しげもなく見え隠れしている。
「言っとくが、泣きつこうったって胸は貸さねェぜ?」
夢などに思わず声を上げてしまったことをからかうかのような口振り。
布団に肘をついて楽しそうに口角を上げる高杉だが、銀時はただ静かに名を呼ぶだけだった。
「高杉」
「なん…」
銀時は何の反応を示すでもなく高杉に覆い被さってくる。
「銀時?」
「高杉」
「ぎっ…」
たん、と音を立てて高杉の手首を押さえつけた。
高杉の瞳からは驚きがよく見てとれる。
そして…
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すんません漫画ここで終わってます(蹴)
たぶん夢の感覚がまだ抜けきらなくて不安になった銀さんに
ヤられとにかく
漫画を文章化ってこんなに難しいと実感。
ナメてました(土下座)
女体化高杉は強くて気高くて美しいひとなんです。
でもそれゆえに脆さをもってるんです。
両刃の剣です。
今でこそ二人は一緒に住んでますが、いろいろあったんです。
銀さんも一度は高杉を救えずにたもと分かつんです。
そんなこんなで現在らぶらぶ。
あると思います(説明放棄)
…さて、拍手SSどうしよう←
話題:好きなCP