身内との会話ログ。
「ななせのやりたいことって、結局ゆうちゃんになることだったんじゃない?」
「ゆうちゃんの部署に行くには、もう業種は一つしかなくて、それでいて大手じゃなきゃダメで
ゆうちゃんになりたいから、ゆうちゃんがやっていることを私(七瀬)がやりたいって
思うのは、本当に七瀬のやりたいことなのかな?」
たしかに、漠然と企画部営業部海外事業部、っていうなら、ぶっちゃけもうどの業種やどの会社でもいいけれど、
ゆうちゃんが本部でやっている仕事は、ゆうちゃんの働いている職場(超限定されている業種)
に行かない限り、できない。
そうだね。
・・・私、性格悪いもん。
ゆうちゃんは、私がリアルで女子全員から無視されていたとき(厄介な恋愛ごとに巻き込まれて※私は誰のことも好きではなかった)の、救世主で女神だった。
でも、就活の話しした時、、
ゆうちゃんがまったく悪気なく「私はもっと小さい会社で、静かな仕事が良かったのに大手しか受からなくて・・・」
あのですね、
文にしちゃうとあれなんですが、
ゆうちゃんは本当にある部分が天然で、
事実を事実として言っちゃう子なんです。。。
だから、私も
「ふざけるなwwwゆうちゃん贅沢すぎるだろもう!!!w」ってストレートに返しましたし、そう思っている。
でも別にゆうちゃんが受けている会社を真似して受けたわけじゃない。
ちなみにゆうちゃんの会社は、見事に一次面接で落とされたw
私だって、自分の職場は、正直なところネームバリューだってあるほうだとは思ってるよ。
でも、
私はゆうちゃんになりたかった。
見た目が超絶かわいくて、性格が良くて、
キャリアに対してガツガツしたオーラがないのに、
実は若手男子から尊敬されまくってて、若手を引っ張ってて、
私が行きたかった業種の本部の基幹部で働いているゆうちゃんになりたかった。
こういうことを思って 自分で自分をdisってるのは、
性格悪いとは思います。
でもこうやって整理するとそうじゃないんだ
ゆうちゃんの真似をしたかったわけじゃない。
ゆうちゃんの会社(業種)に私も元から行きたかった。
・・・それが、格好いいからっていう理由じゃ、ダメですか。
もし私が男の子だったらどうだったかな。
ゆうちゃんはもう結婚したのだけれど、
私が男の子だったら、、たぶん、みっともなくて告白すらできなかった、と思う。
なので、やっぱり女友達が一番いいな。