3年前に父親が入っていたリハビリセンターに、同じ季節に弟が入りました。
3年前、私はまだ父が治ると信じていました。
1人でも病院に出かけ、なんとか会話し、ボールを投げさせたりマッサージをしたり、父の側にいたかった。

あの時の父の様子や、まだ出ていた声や、優しい笑顔を思い出すといまだに泣いてしまいます。
私はどれだけ父を頼って生きていたんでしょうか。

弟が入院したので、また行くことになります。
どうしても泣いてしまうでしょうね。
でも、しっかりしなくてはいけません。
弟は父とは違い、いろいろな事ができます。
どれだけの回復を見せてくれるんでしょうか。
父とは違うのです。
同じではありません。

少し実家にも近くなり、母と嫁さんも通いやすくなりました。
通い慣れているという強みもある(笑)

そうそうこれです。
小さな笑い話はふいに湧いてきます。
人が生まれたり亡くなったり、出会ったり別れたりするのは日常的な自然なことで、どんな平和な世界でも起こり、太古の昔から人類が繰り返してきた営みです。
悲しくても辛くても当たり前。
そんな中でもいつかは冗談が出る。

私は次に弟のところへ行っても、泣かずに頑張ろうと思います!(笑)