飽き性、再発中。
堪え性がない、とでも言うんだろうか。
何だか疲れてしまったらしい。
目まぐるしいバイトのお陰で、神経は磨り減り尖ったけど、去年からお世話になってる大好きな職員さんに声掛けてご飯に行ったりとかしてるからプラスマイナスゼロ?解らないけど。
落ち着かない焦燥感と、空の虚無感。
このままで良いのか、と自問自答。
何が駄目なのか、じゃなくて。
何かしら足りてない、ような。
皆に求められる自分、一人で生きることを自分に課してるのだから、誰かの存在は駄目なんじゃないか、とか。
甘えるな、とか。
それとも、よく解らない焦燥感と空白を、他人を引っ掛けまくることで埋めようとしているのか。
多分そっちの意味合いが強い。
何が足りてない、とかじゃない。
基本的に不満なんてない。
ああ、満ちてるから退屈にでもなったんだろうか、それはさぞかし傲慢だ。
泣いてる顔が見たい、痛がる顔が見たいのは、その為か。
昨日はバイトでミスって、仲好しの職員さんにメールした。
前述した通り、去年から交流があって、今年は僕からメアド渡したりしてご飯に行ったり、誕生日にはケーキを買ってもらったり、凄く個人的に良くして下さっている方。
見掛けたら凄く嬉しい、話し掛けられたら楽しい方。
メールでミスを話したら、少しだけ叱責?注意?されてほっとした、話が解るって有難いこと。
僕より4つも上だから、社会人だしその辺りは厳しい。
頭を撫でられたいなあ、と思った。頑張れよって言われたかったのか。
来週また職場が同じになる、そしてこの方は春から異動してしまう、だからまた声を掛けた。
誕生日のお礼、バイト代入ったから甘いもの食べにいきましょう、奢りますよー、なんて。
花見に行きたいなあ、とバイト先でぼやいていたらバイトさんに「上辺(職員さんの名前、仮名)さんと行けば良いじゃない」と言われて笑ってしまった。
何に僕は焦ってるんだろ。
何に迷ってるんだろう。
靄野から、チャットが来た。
本家、というか靄野が主に使ってるアカウントはブロックされているのだけど、靄野がサブで持ってる滅多に使わないアカウントから、チャットが来た。
僕も本家アカウントにいることが最近少なくて、たまたま入ったら、来た。
先週火曜にも、来てた。
内容はない。
チャットしかしてないし。
僕が前に嵌まってた音ゲーをまだやってるかと聞かれて、たまにならと答えたら、靄野が作ったスキンが送られてきた。
使った感想が早く欲しい、と言うから久々に音ゲーも起動して、遊んで、感想を言って、少しだけ世間話。
おやすみ、と僕から切り上げた。
本当は、ね。
色々聞いてみたかった。
何してたか、とか。
元気だったか、とか。
もう少し話したかった。
素直に言うなら。
だけど、そうしたら、自分の弱さを本当に見せ付けられる気がしたから、切り上げた。
あいつの書く文章に触れた、のは久し振りで。
いつも、声ばかり聞いていたから。
少しでも油断したら、また同じことをしてしまいそうになる。
手を伸ばして縋りたくなる。
泣きそうになる。
いつもいつもくだらないことで駄目になる僕に呆れていたけど。
たまにある餌、にやられて動けなくなっていた。
あいつにとって、僕は代用の利く暇潰しで、僕にとってあいつは、ただ一緒にいる家族だった。
それでも、一緒にいようと考えていたら、一緒にいられたのかな。
出来ない、と言ったのは僕だけど。
あいつからハンドルネームを呼ばれたのは、いつ振りだろう。
それが、縁を切った証。
あいつにとっての縁を切る、は多分色々捨てたり、なかったことにすることなんじゃないかと、最近思った。
連絡を取らない、んじゃなくて、一つ一つ捨てていく。
思いやりとか、義理とか、記憶とか。
あいつといる時、僕、我慢なんかしなかったなあ。
いつも気の向くままに泣いて笑って、喚いてた。
あいつも、そんな感じだったっけ。
痛いなあ。
まだ触れたくて、痛い。
そんな生き方はしたくないし、そんな大人になるのも嫌だ。