続けるかどうかは謎。
リアルマフィア行きたいなぁ〜と思ってはや3年。今年も行けませぬ(;_;)
ボンゴレの本部。
定例である先月分の報告書を携え、ザンザスはドンボンゴレの執務室へと向かう回廊を進む。
指輪争奪戦の後、幾つかの取り決めにより、毎月最低一回は、本部にこうして顔を出さなければいけなくなった。
それは代替わりした今でも変わらない。
本拠である屋敷からわざわざ車を回し、遠回りをしてボンゴレ本部の正面玄関へと車をつけるのだ。
裏道を使えばものの数分で行くことのできる場所ではあるが、所詮は裏道なので。
護衛という名の暇つぶしに名乗りをあげたのはベルフェゴールで。
紛れ込んだ異物に本部内の空気が張りつめるのがわかる。
うるさくまとわりついてくる気配にうんざりしながら歩を進めると、先にある執務室から来たのであろう男が視線を上げた。
「おや、これは…」
特徴的なヘアスタイルをした霧の守護者は、本心を覆い隠す、胡散臭いまでに柔和な笑みを浮かべたまま少しだけ眉を上げた。
むっくーは出落ちだよ☆