夢か現実か願望か。

話題:幸せのかたち

『今日流星群なの知ってた？』
「らしいな」
『見たい！見よ！22時間からって！』

彼の返答はないまま
自宅に入っちゃったけど
外でタバコを吸おうとする彼の横で
私は空ばっかり見てた。

いや空ばっかりじゃなくて
頻繁に彼を確認する。

『ちょっと！一緒に見て！』
「見てるて。」
『嘘！下ばっかり見てるでしょ！』

ぎゃーぎゃー言ってたら
背の高い彼を見上げて
その後ろ空高くで流れる星。

『見えた！そこ！』
「うそ見えたん？」
『ほらやっぱり見てないからー！もー』

結局あの日彼は
私と同じ流れ星を見たのか
私とは違う流れ星を見たのか
全然見てなかったのかわからないけど
星を一緒に見るって
素敵な思い出だと思うんだ。

きれいなものを2人だけで見ること
そのときしかない同じ時間を
2人で共有すること
貴重な思い出なんだよね。

話題:曖昧な関係

連絡マメじゃないし。
甘えで返してなかったりする
って言われたし。
私にだけじゃなくて
なかなか連絡返さなくて
かつてはバースデーメールにすら
返信する意味がわからない
って言った男だし。

って思ってたけど
やっぱりちょっと気にはしてて。

私から誘わない！って
変な意地張ったりしてた。

で、珍しく向こうからお誘い！
都合合わなくて会うことなかったけど
たまには向こうから誘われるのも
私が断ることもないと。

前に会ったときに何かしたかとか
ちっちゃいこと気にしてたけど
ただの気まぐれだったんだ。

「また今度な」
って言葉が、普通なのにうれしい。

話題:ほんのりえっちなお話。


今日の夢もまたそんなのだった。


シチュエーションは
めちゃくちゃだったけど
私は寝てて、キスされる。
彼氏とかそういう関係じゃない人。

キスされてる途中で目が覚めるけど
恥ずかしいから寝てるふりしてた。

唇の内側の感触とかが
すごくリアルだった。

舌は入れられなくて
寝たふりしてるから、
私はもどかしいのに
自分からはできなくて
キスだけですごく感じてた。

寝たふりも限界ってほど感じてたとき
急に今度は首筋舐められて
口がフリーになったから
喘ぐのこらえるのが大変だった。

もっと、もっと触って…
って思ってるところで目が覚めた。


よっきゅうふまんだな。
キスだけで蕩けてしまうような
キスがしたい。

話題:最近見た夢


夢の中でめちゃくちゃ焦った。

隠し持ってたはずのバイブが
なぜか手元にあって
そこに家族や親戚の子供が来た。

焦ってこたつ布団の下に隠して
その上に手置いて
みんながいなくなった隙に
片付けようと思うのだけど
なかなかみんなそこからいなくならない

そこで何故かスイッチ入っちゃって
振動音が鳴る。

誰も気づかないでいてくれと祈りながら
そっとスイッチの場所を探っていると
あれ？誰かケータイ鳴ってない？
って1人が言い出す。

順番に、私？いや違う。って言う。
そっちの方から聞こえるよ
って言われて
だいたいケータイにしては
振動音強いし鳴り続けてるし
すごく不自然でいよいよ焦る。

平静を装いながら手探りで
間一髪見つかる前にスイッチは切れた。

その後どうなったかはわからない。

夢と思えない焦りようだった。

話題:ラブホ


その日どちらも
今晩どうするつもりなのか
話してなかった。

待ち合わせが18時って早くて
お店もう出ようかって言われる度に
えっもう帰るの？って思った。


何軒かハシゴした後
終電ギリギリの時間になって
終電まであと2分の改札前で
どうする？の話。

考えた後、何かを振り切るように
相手が言った。

「やめとこ。今日は帰り。また今度な」

私も迷ってはいたけど
わかったまたねー
って言えなくて出た言葉。

『もうちょっと一緒にいて？…ダメ？』

目尻が下がって
ちょっと困ったようになって

「あー！もう！あかん！
今のはあかんで！自分今のはあかん！」

と責めるように言って
先に歩き出した。

俺が誘ったんじゃないぞ
お前があんなこと言うから
ってこと？

ギリギリのとこで一線を超えないように
踏みとどまったのにってとこかな。



その日が最初のお泊まり。

最近月9で、主演の女優さんが
帰りたくない…一緒にいて？
って言ってて
そのかわいさと上目遣いは反則級で
私はこんなかわいい人が言うような台詞
使ってしまったのかって
恥ずかしくていたたまれなくなった。