だめ猫日記

今日、ウッシィの火葬が行われた。
寝床にしてた会社の敷地内に火葬車が来てくれ、お見送りしてきた。
綺麗なおくるみに包まれ、左手にお数珠をして、旅立ちました。

賛否両論あるけど、昨日、仔だめ猫をウッシィに会わせてきた。
怪我のところは見えないようにして、だめ猫が抱っこして仔だめ猫がもふってくれた。
本人にはわからないかも知れないけど、お別れをさせたかった。
昔、亡くなった初代たまくんの姿を見せてもらえなかったのが、今でも心残りだから。
二代目たまくんは実家を出ていたから、そもそもお別れができていない。
だから、仔だめ猫にはちゃんと見せておきたかった。
今朝、彼は全身じんましんが出た。
じんましんの原因は特定か難しく、ストレスが原因の場合もある。
ウッシィのことがなんらかのストレスになったのかもしれない。
どんな形でも、彼の心になにかが残って欲しい。

ウッシィが仔だめ猫に教えてくれたことがたくさんある。
いつかそれを、仔だめ猫自身が気づいてくれると良いにゃ。

ウッシィ、ほんとにありがと。
猫神さまのそばで、のんびりしてくださいにゃ。

仔だめ猫共々、仲良くしてくれる地域猫さんがいる。
名前はウッシィ。
19歳になるおばあちゃん猫。
仔だめ猫も名前を覚え、見つけると名前を呼んで、もふってる。
仔だめ猫がもふっても、怒らないでもふらせてくれるウッシィ。
最近は耳も聞こえなくなり、目も見えないらしい。
朝、仔だめ猫をバス停に連れていくとき、いつもとは違うところを歩くウッシィを見かけた。
道路を右往左往していて心配だったけど、バスの時間があるからバス停へ。
バス停から姿が見えるから、念のためにゃん友さんに連絡。
バスを見送ってから、捕獲していつもの場所に連れていくことにした。
仔だめ猫を幼稚園バスに送り出し、ウッシィの元へ。
そしたら、幼稚園バストすれ違うシルバーのワゴン車に、ウッシィは轢かれた。
その車は、そのままだめ猫の横を通りすぎて行った。
ウッシィは道路に倒れ、血を吐いていた。
にゃん友さんに連絡し、抱き上げて良いのかわからず、その場に座り込んでいた。
通りすがりの方や、ウッシィが寝床にしてる会社の方々に説明しつつ、にゃん友さんを待った。
にゃん友さんは泣き崩れた。
だめ猫はなにもできなかった。
にゃん友さんと面倒を一緒に見ていた方々が、ウッシィを車に乗せて連れて行った。

別れたあと、気が抜けたのか、涙が止まらなかった。
声を出して泣いたのは、いつ以来だろうか？
助かるかどうかわからない。
でも、最悪の事態に対する心の準備をしてしまう。
その後、にゃん友さん達のとこに行き、ウッシィに会いに行ってきた。
即死だろう、との診断。
おそらく、苦しまなかっただろう、と。
それが、みなの、唯一の心の救い。
話を聞きながら、どれだけウッシィが大切にされ、愛されてたかを知る。
最期にだめ猫がいてくれて良かった、と言ってもらえた。

それでも、やっぱり後悔する。
バスが来る前に、気づいたときにすぐウッシィを捕まえていれば…。
幼稚園なんかどうでもよくて、どうしてウッシィを優先しなかったのか？
後悔しかない。

だめ猫にとっては、よく会う仲良しの猫さん。
たぶん、7年くらいの付き合いはあるかな。
旦那さんと仔だめ猫にとっては、初めて仲良くなった猫さん。
ちびだめ猫にとっても、初めての猫さんになって欲しかったな。
ウッシィが死んだことを、仔だめ猫にちゃんとお話できるだろうか？

猫神さま、たまくん。
ウッシィをお願いします。



そして、やはり願ってしまう。
猫を轢いた奴。
同じ目に合うか、
それ以上の苦しみで、
今すぐ死ねばいい

帰り道、みどりすととレオくん嫁とうどん屋へ。
二人に、血液検査の話をしたら…。
゛だめさんなら大丈夫です！゛、と根拠のないことを言われた。
他人にこんなことを急に言われると困る。
なんだか、泣きそうになった。
妊娠報告のときもそうだけど、ほんと遥か年下の女の子たちに救われてばがりにゃ。

つっこさんがいなければ、相方とまだ一緒にライブに行っていたら、出会うことのなかった人たち。
彼女たちに会うのも、最大あと5回。
なんだか、それが、ものすごく悲しい。
自分が友人と呼ぶ人間は少なく、それに近い部類の中で、最近一番会っているのが彼女たちだ。
ライブの度に会うからにゃあ。
それがなくなってしまうのは、ほんとにさみしいにゃあ。

ちびだめ猫が障害児だったら、だめ猫は自分の選択の責任をとるために、49歳で死んでやる宣言を撤回した、と話したら、二人に喜ばれた。
それなら結婚式に呼べます、と。
なんか、こんな風に言ってもらえて、それだけでうれしかった。

本当に、人の縁は不思議なものである。
なにより、あの瞬間彼女たちに自分から話しかけただめ猫の行動力が今でも信じられない。
でも、その結果が今なのだから、あのときの自分に感謝しよう。

仔だめ猫とちびだめ猫も、人付き合いが苦手になるかもしれない。
それでも、必要な、大切な人たちに必ず出会えることを、いつか教えてやりたいな。

臨時集会終わり。
まずはセトリ
・センチメンタルジャーニー
・薔薇のように
・汚れた犬
・サボテン
・贅沢な日々
お楽しみコーナー
・箱庭
・Buggy
・時計台の鐘
・STONE
・Howling
お楽しみコーナー答え合わせ
アンコール
・スナイパー
・博士と孔雀withちゅっちゅ隊


期待のお楽しみコーナーは、楽曲人称当てクイズ。
人称、つまり…。
・わたし
・あなた
・あたし
・きみ
・ぼく
歌詞に出てくる人称部分のみを聴いて、曲名を当てる、というもの。
難しすぎて、吐きそうでした。
ほんと、10年以上追っかけてるのに、わからなくてすいません、ファン失格、団員失格でし。
そんな中、みどりすとが入賞！
素敵すぎにゃ！！！
ほんと、頭が上がりません、と。

さて、ライブの感想は…。
まずは椅子席で、無事最前列。
楽だけど、なんか落ち着かない…。
ライブはギター二本構成。
前半はけんたろうさんサポートで、月時代の曲。
後半はシャラさんサポートで、月子時代の曲。

薔薇のように、贅沢な日々は投票しようか悩んでたから、ここで聴けて泣きそうでしたにゃ。
でも、最前列目立つから、なんとか堪えた。
自分の気持ちを歌ったという薔薇のように。
初見のときにつっこさんが泣きながら歌った贅沢な日々。
そして、大人になるまで野良だった犬の気持ちを歌った、汚れた犬。
この曲聴くと、なんだか旦那さんのことがよぎる。
旦那さんに飼い猫にしてもらえて良かったにゃ。
まぁ、つっこさんも言ってたけど、猫は飼い主に寄り添わないけどにゃ。
後半最初の箱庭。
お楽しみコーナーの不甲斐なさを引きずりながらのこの曲。
シャラさんがかっこよすぎで死にそうでしにゃ。
ギター二本の箱庭、音源が欲しいにゃ。
そして、STONEにHowling。
どうしてもRTZがフラッシュバックしてしまう。
当時のつっこさんを表した曲。
つっこさんが活動休止を決めた曲。
やっぱりこみあげ、耐えるのに必死でしたにゃ。
そして、今日聴いた曲が今日最後になるのかにゃあ、と思うと余計に…。
アンコールの博士と孔雀。
団員全員でコーラスちゅっちゅ隊をやりきったにゃ！
ファンクラブイベントだからこそのアンコールでしたにゃ！

残りのライブは、AMN5連続とアマノヒトリ。
最後まで走り抜けてやるにゃ！！！


倉子さん含め、いつものメンバーにお腹さすられまくりましたにゃ！
だから、きっと大丈夫。
ちびだめ猫出産時のプレイリストは今日のセトリになるのかにゃあ？

待ちに待ったライブ、ファンクラブイベントにゃ！
そんな日に、昼間から仔だめ猫を怒鳴りまくる、と。
いいかげん、トミカ投げるの止めろよ！
投げて良いものといけないものの判断しろよ！！
まずは自分の非を認めて謝れよ！！！
旦那さんと二人で怒り状態＆だめ猫の第２人格のあいつ召喚。
仔だめ猫、大号泣の後、お父さんに謝る、と。
その後お昼を食べ、お買い物をし、いざ行かん、てときに…。
゛いくの、さみしい、いかないで゛
と、仔だめ猫からの意外な一言。
正直、あまりに唐突すぎて、だめ猫泣きかけたにゃ。
あんなに怒られたのに、こんな風に行ってくれるんだにゃあ。
でも、今日はワンマンだから行きたいよ。
と、悩みつつ、出した案が…。
バナナどら焼き
はい、だめ猫はおやつより格下、と。
まぁ、すごくさみしそうな顔してたから、それが二人の落とし処だったかにゃ、と。
そこまでしたのだから、でっかく楽しんでやるのでし！
お楽しみコーナー、なにをやるのかさっぱりだけど、がんばるにゃ！
ひとまず、7月は毎週ライブだから、貢ぎ物準備しとかなくちゃにゃ！


最後の臨時集会
団員として
団長の勇姿を目に焼き付けてやる