終わってみれば2時間強でそこそこ長かった。気付かなかった。
宮藤官九郎監督脚本。
時田社長(ユースケ・サンタマリア)経営のレコード会社で
派遣社員として新人発掘を担当する栗田かんな(宮崎あおい)は
mixiに投稿されたパンクバンドのライブ映像を発見した。
やかましくて凶悪なパフォーマンスにイケメン、社長に知らせると即、契約を命じられ(社長自身もかつてパンクスだった)、
いざ探して会ってみると20代イケメンのはずのベーシストは汚い酔っ払い、50代のオッサン!
……かんなが見つけたライブ映像は実は25年前のものだったのだ。
しかしそんなことを知らない社長が新人としてサイトに動画をアップ、
10万ものアクセスを打ち出し全国ツアーやらグッズやら次々先走って決めてしまっている。
どうすんだコレ!
パンクです。衝動です。どっちもよくわからないけど
よくわかる必要もないもんだろうと思ってます。
思ってますが、主人公自身が既になんか割とパンクっぽい感じのキャラな感じっぽい感じ。
レコード会社の社風なんかわかんないからなんとも言えない社長(公然の秘密ゲイ)のノリのせいなのか?(笑)
その宮崎あおいが大層キュートです。
めちゃくちゃ。
大河と同時期に撮影してたって言うから、これ絶対すごく面白かったろうと思うわ。
ギャップが素敵過ぎる。
主役であるオッサンたちは変に律儀な所があってアホでかわいい。
アキオ(佐藤浩市)はなんか自然にカッコイイこと言ってるしパンクスめ(笑)
音楽を目指すフリーター彼氏マサル(勝地涼)とかんなのバカップルいちゃつきぶりも
相当ウザくて、とても宮藤官九郎だと思います。
少年アラモードのジミー(峯田和伸)がかなり可愛いです。
他にもカメオ的にやたら男前なオッサンがちょいちょい出てて、誰か知らないが何か名のある御方か……!
とパンフを見ると、80年代をがっつり動かしたようなパンクの方々でした。
役者とは違う迫力が顔に出てるぜ。
そして歌衣裳じゃない姿のTELYA様(田辺誠一)が地味にダメージでかいです。ナイスちょっとした破壊力。orz
でも「アンドロメダおまえ」PVの顔は誰だかわからない、というかサダヲかと思った。
うざいバカップルだけじゃないよ、とても宮藤官九郎だと思います。
ダサかろうがマジで本気でやってればなんかカッコよくなってしまう。
よくわかんなくてもパンク最高。
PUNK or DIE!!!!!
(20090227鑑賞)