※ネタバレ含む
※私個人視点です。
映画も舞台もあるから、DVDも見たりしつつ、とうみと一緒に遊んでください企画。
二回目ファンオフ企画しちゃいました。
平田会ってなってますけど、たまり場会でもいいかなぁと思うこの頃。
チャップリン見てDVD見てお芝居見てと本当にずっと話していられて嬉しかったあ。
3日くらいずっとやってたいレベル(笑)
コメディ調や甘い台詞に語り口調、動きの細部まで、ポイントを一緒に。
普段なかなかできないです。
見た作品の時代も感じました。
てなわけで、映画と舞台の感想をば。
モーニング上映ってことで10時からチャップリン・ザ・ルーツ。
吹き替え版を見てきました。
もう100年近く前の映像なんですね。
私は泥棒を捕まえる人、舞台裏、移民と失恋の回を見てきました。
細かいネタまでわかるともっと楽しいんだろうな。面白さの中にも切なさや世の中への意見みたいなのも感じられて、知れば知るほど深いんだろうなと思う。
ハマる気持ちがわかります。
テンポがよくて、笑いが引き出されるようでした。
笑いの原点みたいな感じ。
パイ投げってこんなに前からあったのかと。
私は舞台裏の柱を振り回していてぶつけるとこやお昼のシーン好きでしたw
あと移民の賭けで銃を得て撃つ撃たないとかレストランで代金を支払う支払わないのやり取りが楽しかった。
聖書?にたまご挟ませるのはやっぱりなんかあるのかなぁと思ってみたり…。
チャップリン以外の役者さんもほんといい味があって、それぞれが調和していました。
もっと多いと思ってたから意外にも空席があって……。
やはり吹き替え版なので好みがあるのかなあ?
でも、さすがプロでした…ッ!
茶目っ気たっぷりで引き込まれる口調がほんと職人。
しかも羽佐間さんと平田さんのチャップリンが両方聞けるなんて…ッ!
初心者にはおすすめです。
プログラム全部見たかったなぁ。
シベリア
想像以上に大胆なお芝居の舞台。
お話も遊郭の女に健気なタクシー運転手が恋する内容なので、絡みや下ネタが苦手な方にはおすすめしません。
内容はわかりやすいですが年齢層は高めですね、やはり。一応若いとうみは一人では行けなかった……。
楽器を生で後ろで演奏しているのですが、すごいなぁと。
どうやって覚えるんでしょうね。
シベリア、パサパサして甘そうなお菓子を主演のお二人が食べて演技をするんですが、水飲まないで話すの大変そうだと思いました。
主演の佐藤さん、サムライチャンプルーのジン役の低音域イメージだったから、舞台の青年は本当に真面目な青年で声高めで、でも大胆な演技でおおッと。
舞台終わった後に私服で靴を取りに来ていたの忘れられませんw
想像以上にタクシー会社の方々が情に熱いいい方々だなぁと。
ああいう人が裏切るタイプかなぁと思っていた。
遊郭の主人と会社の社長が最初に今後の流れについて話すシーン、オーラがすごくありました。
いるいる、ああいう会話をする大人。
投げ飛ばされたり蹴飛ばしたりと演技とはいえリアルでした。
痛そうだった。
女優の皆さんの立ち振る舞いが綺麗でした。
着物着て踊れない。着物着こなせない日本人。
着物とスーツやドレスは見ているだけで十分です。
首の傷リアル。あまりそこには触れねどそれぞれ背負うものを感じた。
舞台の中央と下手と上手、それぞれの役者さんの動きを追ってるとあちこち首を動かしていた。
話している横でそろばんを片手に計算してしたり、話が進んでいる横で本当のことを言ってしまい、お仕置きを受けていたり…。
いろんな目線で見られました。
着物がタイミング良くかけていたところから取れてしまうのですが、リアルでしたね。
おばあちゃんの存在感、癒やされました。
ほわほわしたおばあさん好きです。建物に憑いてるおばあさんだったのね。
失敗しちまったとほどいていたのがかわいかった。
手袋は千穐楽には編み上がってるのかな?
ほどいてしまうのかな?
平田さんの受け答えがつい面白くて、真面目な流れなんだけれど、ちょっと息抜きが出来たかも。
衣装が途中で変わるんですが、蝶ネクタイがついていて、しかも黄色でパーティのノリみたいで、最初笑うとこなのかな、どうするのこれと…w
新型になったんだけれど、そのまま漫談しそうだと思ってしまった。
車の精という役なのですが、車を人と傘で表現しているんです。アクセルやブレーキの細かい動き、タイミング難しそうだなぁと思いました。
はけるときに、普通に小走りではなく、手を伸ばしたまま横に振りながら走っていくんですよ。
おもしろくって、シリアスな流れのなかで笑いそうでした。
傘を使ったり歌を混ぜたりと演出家さんが昨年のお芝居と同じ方なのでその個性も少し感じました……。うそなのかほんとなのか。現実か非現実か。お話も戦後を跨いで、焼け残った遊郭で主人公が気持ちを引っ張ったまま終わりという流れは昨年と似ていました。
残念だなぁと思ったのが、カラスの鳴き声とか音響がよくあるものでギャグっぽい要素が雰囲気と合わなかったと思う。