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もしも願いが叶うなら



かつて 誰しも一度は思ったことがあるであろうことをね
言っちゃっていい?言っちゃっていいかな??

やっぱさ、こうディズニーだハリポタだ
ふなっしーだスタップ細胞だって
夢みたいなことが、クラスメイトくらいの身近さにあるわけ。
隣の家の古川さん並みに。
昔からお隣といえば古川さん。
古川さんといえばお隣さん。
くらいの身近さ。

だからね、やっぱ思うわけよね
「願い、叶わねーかなーーー」って。

「一回だけ!一回だけでいいから!」って、この約一年で20回くらいは真剣に思った場面が、ある
月2くらいである 割とある。

でももし、本当に願いが叶うとしたらっていう夢をね
ちょっと語らせていただきたい
今年21回目の、希望を打ち明けさせてほしい
少なくとも、吐息を薔薇になんて、勿体が全くない使い方はね、断じてしません。
冬になれば泣いても白くなりますし
むしろ薔薇の似合わなさでいったら
右は勿論のこと、四方八方安全地帯。誰も出てきすらしない。

ええもう、ただひたすらに、


「駅近に、なんないかなぁー。」

って思ってました。
むしろなんなら、駅が来い、と。
近うよれ、と。

あたしの家までの道のりっていうのが、約15分ほどありまして、さらにオプションで坂までついてましてね、
オプションも何も、ちょっとしたメインですけど。

まぁ、可愛げがないと言いますか
ぱるるも驚く塩対応
塩ってか水?もうね、味すらない
歩み寄る気配、ゼロ。

「待てよー!こいつぅ〜っ!」
「うふふ!つかまえてみなさ〜いっ!」

なんてね、海辺で戯れるような仲でもないですし

「俺を超えるには100年早い!」
「一生ついてきます!」

なんて、師弟関係にもないんですけども

少しでいい、少しでいいから
歩み寄りを図りたい。

野良猫が段々と餌を食べてくれるようになって
触れそうで触れない‥くらいの距離感でいい。
せめて帰り道に歌う歌が、
X JAPANの「ForeverLove」じゃなくしたい
普通の曲だと曲によっては四曲目に突入しちゃったりして、
折れそうになるのを懸念しての選曲を
そろそろ許してほしい
サビとかこう、盛り上がりの最中の後ろから自転車に抜かれた時のなんとも言えない恥じらいとか、
捨て去りたい 口ずさむ暇とかね、なんなら与えないでほしい

もしくは、距離を現状維持で譲る代わりに
坂をほんと 削り取ってほしい
むしろちょっとこっちを、力いれてネゴりたい。

だってね、来た友達来た友達がみんな、口を揃えてこう言うの。



「はぁーっ! 終わった!」って。


部屋の中に招き入れる前に終わらしちゃうくらいの防御力をね、
微塵も嬉しく思えない。
吐息っつーかむしろ息継ぎ必要だからーー
妊婦呼吸とか、無意識に取り入れそうになるからーー

40歳DTの殿方の気持ちが、ま文字通り痛いほど分かる。

巨乳の子の半分わけたい、って気持ちも、土俵は違えど分かる気がする。
重いよね、胸も坂も。

何が一番辛いってね、そんなスキー場でいったら上級コース並みの坂なので
埼玉で風を切って使っていた愛車(自転車)が、全くもって機能しなくなったってことなんですよ。

まぁね、下りはもう、
ボルトかボルサリーノかっつーくらいのね、速さをもって且つ、漕がずとも進む楽さで非常に優秀な「行き」を見せるんですけど

「帰り」になった瞬間の、あのやる気のなさ。
ほっといたらもう、駐輪場に居座っちゃいそうなレベル
だってあの坂を押して登るの、
ちょっとした風邪とかひいてたら、
途中でハーフタイム挟んじゃうかもしれない。
「ちょ、待てよ!」っつって。
ちょっとキムタク風に。


何度かね、それでも自転車を試みて、移動したりしてたんだけどね、
ある日、どーしてもTSUTAYAにDVD返さなきゃいけなくて、雨の中だけど行ったんですよ。自転車であの短い短い下り坂を誰も乗せずに。

そしたら帰る頃には晴れてきたんでってんで、帰ったんですよ。
良い運動だー!っしゃー!っつって、
両手を振りながら、「徒歩で」

それからあたしも仕事やらなにやらありましてね
まぁ幸いなことに平日とかは徒歩で通勤してましたし、ていうかもともと徒歩圏内ではあるので
すっかりぽっかり、数週間ほど自転車のことを忘れてっていうか、触れずにね、過ごしていたんですけどね


正直、取りに寄るタイミングなんてのは、いくらでもあった
帰りに、少しだけ寄り道をすれば
またあいつ(自転車)のいる日々を送れてたかもしれない

でもなんっつーんだろう

その頃の仕事帰りのあたしにはきっと
あいつよりもいかに体力を保ちながら帰るかが重要だったというか
ぶっちゃけもう、あいつと坂の組み合わせに対して現実逃避してたっていうか
なかば諦めてた
「犬みたいに、自分で帰ってこないかなー」とか本能に頼っちゃってた

でまぁ久々にまたTSUTAYAのお世話になろうかなって時にね、軽く見て見た

見事に撤去されてました。
というか、撤去されたかどうかも不明で、とりあえず
「なにもなかった」ことになってました
10人に聞いたら12人くらいの勢いで当たり前だろ、と言われることをね
あえてこの場で改めて言わせてもらう

もほんっと、あたしが悪かったです。

前輪パンクしてて、
カゴなんて曲がってるっていうより、結構アグレッシブな穴空いちゃってて
頼みの綱の後輪も、
「ちっと最近、俺空気抜けてってね?」って感じになってきてたりしてたけど
それでも埼玉から、県を跨いで共に神奈川県民になったあいつを置いてきたあたしが、確かにもう弁解の余地なくして、悪かった。
だから決して坂のせいにするわけではないんだけど




もしも願いが叶うなら、吐息くらいで済む坂にしてほしい
愛車との絆をも削り取ってしまうあの坂を
どうか徐々にでもでいいから
せめて「道」にしてほしい。

残したい、ピュアなもの。


「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなものは、目に見えないんだよ」

アントワーヌ ド サン=テグジュペリの代表作で
大人が読む児童書で有名な、星の王子様の名言にあるんだけどね

ほんともう
その通り、全然至って違和感も懸念も異論なし、って思ってたんですけど

ありました、違和感どころか事実としてあげられる異論が
生まれて育って本日まで、
時間は嘘偽りなく過ぎまして、
逆に偽っているんじゃないかって疑惑を受けながら、
年齢確認を多々受けながら、
おんとし22周年を迎えました。

ちなみに21歳の最後の夕食は「焼きそば」だったんですけど
具とかほんと、「久しぶり!」って感じで冷蔵庫から出てきた茄子をね
ちょっとアサインしてみたのね

もう、全然、
こちらでいう紅葉マークっていうか
さすがおばあちゃん、、!っていうか
吸収力がね、半端ないの。
焼きそばの色彩を奪う奪うっつって

彩りとかフルシカトで、俄然、茶色。

「あ、えっと…しみた??」

っつー会話しかね、し辛い。

そんな21歳を超えて、22歳もよろしくお願いしますってところで冒頭に戻るんですがね

歯医者でのお話なんですけど
引越してきて始めての歯医者を、
先日体験してきたわけですが、
こう、レントゲンなんか撮られちゃったりしてね、
内面的なってより内部的なって感じで
プライベートなお付き合いってところ、させていただいたと思ってる

まぁその時にちょうど、
普段見えない大事なものがね
見えてきたんですよ

もうほんと、できればそのままピュアな感じでお付き合い希望してた
「ある」けど見えない
服でいう「パンティー」の位置でよかった
大事なもの だけど見えないもの

なんなら「見えちゃいけないもの」っつー位置付けでもいーんじゃねぇの?っていう

親知らずが、満を時してのし上がってきてました。左の奥底から。


もうねーー
バッチリレントゲンに写り込んでますし
先生の診察に至っては
「そろそろね、ぐんときてるね!ぐんぐんきてるね!」
って成長期っぽいニュアンスで伝えられまして




きてるらしいです。ぐんぐん。



チリも積もって22歳
上の方の田舎で、山やら森やら川やらで育ってきた経歴がね
俄然「大丈夫っしょ!」の姿勢を崩さない

小学生の時なんて、兄さん達とエアガンで遊んでる時に
瞼に弾が当たりましたし

中学生の時も、校庭で転んで足に入り込んだ砂を
保健の先生にピンで理科っぽく取り除かれましたし

高校生っつったら、当時雨の日も風の日も共に乗り越えてきた自転車ごと、雪で覆われてた側溝に綺麗に落ちましたし

専門学校の時に至っては、ファミレスの鉄板を足の親指に落としましたし
これに関しては昼時のピーク、
誰も駆け寄ってきてくれないっていう、胸の痛みもありました

最近だと花火を持ちながら走りまして
側溝に見事足をとられ
22歳/女性にあるまじき傷をつくりましたしね


もうほんと、こいつらが「大丈夫」って言えば、あたしきっと大丈夫かもしれない
もし世界中があたしの否定をしても
大丈夫なのかもしれない!

っていう
目に見えない過去の傷たちの全面バックアップを信じて
よゆーよゆー、くらいの面持ちで
半ばサラッと職場の人達に聞いてみたんですけど



「痛いとかってより、工事かな」

って話を聞いて
バックにいたあいつらが一斉に散ってったのを感じて
今まさに、「考える人」より
考えてる自信、ある


「体力つけていきなね、あと(血が止まらないから)
生理の時は避けた方がいいかな!」


っつー、SAW(ソウ)見て貧血起こした私への
ちょっとした贈る言葉かなってのもね、添えていただきまして、


ほんと、心で見えるくらいでいいのになぁ…と
親知らずを抱えながら、
また本を読み返そうと思いました。




食に関して、物申す



オクトーバーフェストがまた、またやってくる!
って話を掴みまして
この情報化社会めありがとう!
という高ぶる気持ちを母に伝えてみました。
朝から世界に、ビールに、ソーセージに、まみれましょう!
来たる来月の頭、いかがお過ごしで??と聞いたところ、

「来月はねぇ、母さん無自覚な帰宅難民になるかもしれない」



とりあえず10月は肩慣らしで北海道へ飛び立った後
帰ってくるその足で関東の研修センターへ泊り込み
台風かっつー流れで九州に出張してき、
ようやっと通常出勤になるかと思いきや
講演がその数日後から、連日続きますと

下手したら家にいるの、一週間ないかもしれないと

ほんと軽くドナドナを思わせるくらい、来月は決戦の月だと
先月も聞いたようなきがします。

「上手いことスケジュール作って遊ばないとやってられないわ」

ってことで同じく出張組の福岡出身の同僚と、
木金で出張へ行き、土日は遊んで帰ってこようという計画をね
立てたらしいんだけど

その同僚の人の実家に、
「よければ泊まってってくださいー!」とご招待にあずかったらしいんです。

「へー!良いじゃん行って来なよー!」

ただねと、

なんでもその人のお母さんが、いわゆる四角い部屋を丸く掃くタイプの方らしく、帰省時とかはいつも掃除から始めるってんで
宿泊の条件として「汚れててもいいですか」っていうのが提示されてるらしいの

「それだけならまだ掃除すればいいからいいんだけどね」と
懐の深さを出したりして、歩み寄った姿勢でいたらしいんだけど

「烏骨鶏(うこっけい)飼ってて、お料理でね、出してくれるんだって。」

烏骨鶏といえば産み落とされる卵が濃厚で美味しいと有名ですし、
産みたてのとかだったら尚更濃厚に違いないわけで、


「いーじゃんいーじゃん!なかなか食べれないよ!」

「丸ごとね、出してくれるんだって」



なんでも、お父さんが庭でちょんちょん跳ねてるのを捕まえて、締めて鍋にしてくれるそうで、

「脚とかとさかとかね、飛び出てるんだって。」



とさか、かぁ…

ここまで新鮮な食材を使った料理に怖気づくことってのも珍しくて
魚介類とかだったらほんと、願ったりなメニュープランでして。

無人島に調味料持ってくとしたら塩かなってくらい
グルメな母もきっと最初は胸踊って
「ちょっと汚ないくらいオーケーオーケー」
ってなったんだと思うの。
「皿とか洗う洗うよゆーよゆー」
っつって。


「とさかって、どんな味するのそれ」


「味はないんだって。ただこりこりしてるんだって。」



味、ないんだぁ…


その同僚の人からしたら、小さい頃から馴染みのある部位でして
とさかも脚も飛び出てなんぼっつーところ、あるかもしれない。
イナゴの佃煮的な感覚かもしれない
カエルのフリッター的な感覚かもしれない

さすがにちょっと遠慮したい感が
背中から美輪明宏かっつーくらい出てた。
江原さんだったら烏骨鶏の気持ちになっちゃうかもしれなかったんでね

ちょっと調べてみたらしいの
Yahooで。

なんでもあのメディチ家 カトリーヌがこよなく愛したらしく。



カトリーヌっつったらさーー

「毒殺」とか「魔術愛好家」とか
普段から喪服着てた感じの方で
世界の悪女に認められてる方なわけで
奇行とかで有名な方なわけで


「まだね、過去のことならいいんだけどさ」って
大分歩んでた 100歩譲るってよりむしろ詰め寄ってた

現代で実際に食べた方の感想をね、
目にしたっぽいんだけど


見た目はね、恰好いいらしいのね
こう、冠っていうか まぁとさかとさかしてて。
でまぁ、

「食感はクニュッとしてて
耳たぶっぽく」

「ゼラチンとかコラーゲンを感じるっちゃ感じるし
肌に良いと言われれば良さげ的な。」
って、

そうそうそう、もう、そういう情報!
そういうのがね、ほしかったの!
「そういうことなら」っつって、
母も女性として捨て置けないっていうか
腹据えて挑む気、あったと思う
いらっしゃい美肌
なんならウェルカムザとさか☆ってなるはずだったと思う

「でもねー、最後にね」って。

「食べ物として人に勧めたいとは思わないですかね。」


思わないんだぁ…。


ほんとごめん
不用意にいーじゃんいーじゃんとか言って。


「ってことだから、もしとさか食べることになったら連絡するね」

と訳の分からない約束をして、
来月も頑張ると言い残し帰宅していきました。




次回「母、とさか食べる」




(食べないだろうなぁ)

あたしの夏だけ、ブラジルにいるなんてことない?



えーっと小耳に挟んだんですけど
「片想い」が楽しいって、
ちょっとばかしこの、4Gでもまかないきれなかった小耳に挟んだんですけどね?

みんな進化しすぎだからー
あたしが日高屋のメニュー変わる度うきうきしてる中で
一夏の恋とかしすぎだからー
トゲピーかっつーくらいにね、
歩いてれば生まれっから。みたいな。
「全然そんな気なかったんだけど、気づいたら」っつって

いやねー、うっかり両想いにとか、そんな事故だったらあたしも遭いたいですよ
半分当たり屋ぐらいには身を乗り出す勢いで赤信号とかね、渡っちゃうから。


この前日高屋に一人で行く機会がありまして(ザラに)
休日っていうこともあって
そこはまぁデフォルトかなーって感じで、開口一番でビールをね
惜しげも無く注文したんですけど
メンマかホルモンかどっちが女子としての選択として正しいかっつー
目くそ鼻くそなところで悩んだ結果後者をね、選んだんだけど

チゲラーメンを全力でかき混ぜながら
腕に鯉のぼり入っちゃってる隣に座ってたお兄さんから

「飲む時のメニューが俺と同じだね!」っつって
まさかの層からの共感を得たわけなんですけど

それからというものあたし=お兄さん(鯉のぼり)の方程式に動揺を隠せない日々なんですけど


そんな日々の中でね、ふと疑問なんですけど

もしかしてあたしの夏だけブラジルにいるなんてことない?
時差的な理由で遅延してたりしない?
もうね、定刻通りとか、そんな我儘は言わずにきた

ちょっとの遅刻なんてヨーロッパ界隈じゃお洒落って言われるし
果報は寝て待てといいますし
くらいの懐の深さは出してきた
阿部寛並みの掘りはあったと思う



先日その、うっかり両想いになった子がいうにはね、


「やっぱさー、楽しさでいったら、付き合う前なのよ」

っつーハイレベルな話題を持ってきましてね

瞬時に「付き合い」ってワードで検索かけたんですけど、
「居酒屋」とか「大衆」とか
飲みニケーション的なヒットしか、いかんせんなくてですね

その時のその子の顔ったら
「曲がりなりにも女子として生きてきてそれなの?薔薇の一輪くらいないの?」

感がひしひしと
たまにビシッビシッっと
追い風もないのに当たってくるのね
晴天 THE無風。

でもそこはほら、
女はみんな女優らしいので
「うんうんうん。」と
「赤べこ」も一目置いちゃうんじゃねぇの?ってくらいの首の上下運動を見せまして、
保有してる女子っていうスキルを前面に出しながら、語り合う姿勢を見せた。
遠い昔の記憶を掘り起こしてタイムカプセルくらいの懐かしい記憶を持って
ハイジを追いかけるクララくらい見せた。


「まぁやっぱあれだよねー
価値観とか世界観とか、
フィーリングとかやっぱその辺のねー、
埋めにくい差っていうかさー。」


この辺の当たり障りのない、でもなんか、できる!
って感じのコメントで、それでも場を繋ぎに繋いだのは、
その子の言うことが本当だとすれば、
片思い > 両想い の理由が納得いくものであれば
ブラジルかウルグアイかどっか分からないけど
とんとご無沙汰になったまま来ないあたしの「夏」にも納得がいく
ちょっと遠慮してんのかなーって。

「いや、自分行っても、楽しくないっすから」って

「あいつ(片思い)追い出すようなこと、できないっすから」っつって

みたいな気ぃ遣いなのかもしれない

だからかもしれない。だからなのかもしれない、!だとしたら!

全てを理解した上で、そんな君でもいいよと
構わず帰っておいでと
両の手を広げてお迎えにあがれる準備をしてあげなくちゃって

長年の疑問が解消されようとしてる中で

「まぁ幸せ度でいったら、確実に今ですけどね!☆」




って言い残すと
ジョッキとゲソ天を食べ終えたテーブルを後にし
彼氏との待ち合わせ場所に去っていきました。
食がオヤジ=オヤジってことではないってことが
まぁ立証されたわけなんだけど


「そこじゃねぇ。」



第一印象が濃いのはいいんだけど、たまに忘れてほしい時もある

やっぱりバイトとか仕事とかで
共通して言われるのって
例えば進捗に遅れがあったり、
トラブルになりそうな懸念点とかそういったことを共有しなかった時とかさ
「アラームは早い時点であげる」っていうのと「報連相の重要性」
っていうのは
まぁいつどこだろうと大事なことだよねと

かつて日本がW杯初出場を決めた時のチーム連携のレベルとか
小学校の尾瀬ハイキングの時、前日からバス酔いのアラームを上げて案の定バス酔いしたゆみちゃんとか

前もった準備がその後を決めるっていうのかな
(ゆみちゃんに感しては袋を添えるくらいだったんだけど。)





帰り道よく行くコンビニがありまして
通勤の時通るので、よくも何も週5くらいでお世話になってる時期があって
調子いい時とか突如の腹痛にみまわれた時とかだと週7くらいで行ってた

店員が好きだとか気になるとか、
乙女チックな理由じゃなくて
単に杏仁豆腐にハマってたんですけどね。

過去に冷やし中華にハマった時期は体が中華麺で出来ちゃったりしちゃわない?あたし
コシが命!とかになってない?そろそろ
くらいの頻度では食べてた。

「酸っぱー!うまー!お酢うまー!」って
コメントもちょっと日々劣化してくるのを抑えられない

「冷えてるー!うまー!」って
最早どこを褒めてんの?ってくらいには食べたと自負してる。
もうね、ザルで水切る顔っつったら二郎くらいの歴史出てた。
「ニンニクカラメヤサイマシマシ」
とか、備え付けのタレ一点なのに
出そうになったりした。


胸元に光る「トレーニング中」の名札をしたお兄ちゃんがね
毎回会計してくれてたんだけど
行く時間帯がほぼ決まってるってのもあって、そろそろアドレス渡されてもいいんじゃないかなーってくらいにはね、あたし達顔合わせてる。
少女漫画だったら三話目くらいで意識しだして、一巻終了とともに付き合っちゃうペースではね、
顔面的な付き合いはあったと思う。
あれ?髪切った?
って微妙な変化にも気づけるくらいには、親しみを持って毎回レジに挑んでた。

杏仁豆腐をね、まぁその日も持ってレジにいたんですけど

なんっていうかなー
まぁ杏仁「豆腐」っていうくらいだから
和風って感じは否めないし
「中国」って感じも全然ある。
逆に言えば「洋」って感じがね
まぁないっちゃないっていうか、薄いっていうかさ


毎回ね、箸なわけ。

初回に幕の内弁当とセットで購入したんだけど、
「お箸おつけしますかー?」
「あ、はい一膳。」
のやり取りがね、確かにあった。
こちら側としては完璧な回答をしたつもりで、
誰が見てもその箸の使い道っつったら幕の内弁当なわけですよ。
バッターボックスに立つ際にはヘルメット。みたいな。
ブラは胸につけるもん。みたいな。

ただちょっとばかし振り返ってみると

あの時、スプーン入ってなかったなーって。

その後もね、ずっと俺のターン。と言わんばかりに
ずっと毎回、箸なわけ。
攻撃の余地、なし。
どっちかっていうと、
箸がついてくるっていうよりもね
箸で食べる派って思われてることの方が
重大なことなわけね
日本極め過ぎ。和、取り入れすぎ。

それでも、タイミングっていうのはね、ぶっちゃけあった。
杏仁豆腐と一緒に麻婆丼を買った時なんだけど

「お箸とスプーンおつけしますか?」



!!
きた!!
ここで「スプーン二つで」って言えば、杏仁豆腐=スプーン使う人になれる!やっとなれる!!

最初は、「新人だから」って
二回目は、「可愛いから」って
5回目以降は正直、どこまで箸を貫き通すんだろう、っていう好奇心に変わって、今日まできた。
10回超えた辺りからちょっとこ慣れた感じで袋詰めしてくれてね、
箸入れときゃオーケーオーケーみたいなとこ
8割がた受け入れてた


まぁね、あたしもさ
両利きっていう名を、欲しいままにしてきたところあるから
自己紹介とかではちょっとした風を吹かせられる
「左利きなの?!」
「いや両利きなんですー!」
っていう
あ、そうきたか、って斜め上よりむしろ下から攻める感じでね、
切り返しの武器を携えて生きてきた

その斜め下の武器をね
更に増やそうと、杏仁豆腐も箸で食べようと試みたこともあった。ない時は普通に豆腐とかでね。
でもね、

こう、挟むっていうか、
乗せる、っていうか
できるだけ傷つけないように丁重に扱いながら
口元でお迎えにあがるって感じで
全然味を嗜んでる暇ないのね
「重力に従われる前に!吸引力で!!」ってダイソンのキャッチコピー意識した戦いをね、
見えないものと交わしたりした日とか

ピッチャー四番の左手でも試みてみた
「B'z」かっつーくらい、愛のままにわがままに、
豆腐が傷つくたびに
元気のかたまりとかすごいきずぐすりとか
ザオリクとかベホイミとか使うようにマヨネーズとか鰹節とかでなにが一番食べやすいんだろうと思考錯誤した日もあったんだけど


やっぱりさ、向き不向きってのがあってさ
できないって思った時点で、妥協点はどこかって視点に切り替えたんだけど
どう探っても、スプーンで食べる
ってことしか、思い浮かばなかったのね。敵は本能寺にあった。全然下暗し。



今一度、「俺のターン」が来た時に「スプーンで。」って交渉に入ろうとも思ったんだけど

ほら今回、
初回がちょっとこちら側の認識ミスで
向こうからしたらマジカルバナナみたいな
ブラと言ったらパンツみたいな
耳をすませばと言ったら野々村みたいな
あたしと杏仁豆腐と言えば箸っていう
イコールを作ってしまったのね
5年付き合った彼女に、「ごめん最初から感じてました。(箸じゃないって)」
っていうくらい、まぁ申し訳がなかったわけですよ。
「いつもありがとうございます!」
とかくしゃっとされたらね
長考に入る。譲れないタイトル戦へも、そりやもつれ込む。
「金将」「銀将」に囲まれた後に、地味に「歩」で王手つかれた感じ。


だからもう、ここだと。今しかないと。
瞬時にあまりないなりな脳をフル回転させまして、

「スプーンだけで!!」

って言った!あたし言った!!クララが立った時くらい言ったった!!

これでもう!もう慣れない右手での箸で杏仁豆腐っていう、
筋肉が変にぷるっとする日々が、!
これで、、!!


って
詰めてくれた袋を見たら、
節約かなー。
スプーン一個だったのね。

後日、杏仁豆腐をまた買ってみたわけなんだけど、
どうやらあれみたい。
初回の印象ってそうそう変えられないみたい。
不動の地位を、作り上げちゃったみたい。
朝食は基本米だけど、たまにパンとか食べたくなるじゃん?
くらいにしかね、伝わってなかったっぽい。


変わらないあなた(箸)が
そこにいました。