話題:うるう年
今日は特別な日ですね。
だから大事に過ごしました。
四年に一回しかないんだもんね。
幻の一日みたい。
だからちょっと特別な気分。
不思議なパワー充満してそうだし。
この閏日を機に、わたしは切り替えるの。
そう思って過ごしました。
いい日だった。
東京事変がどこかで音楽を鳴らし終えるのを想像して、わたしも一つ終えようと思う。
今まできたわたし御苦労様。
話題:自分を見つめなおす
ちょっと落ち着け
いらいらしたってぐるぐるしたって仕方ない
匙を投げちゃだめだ
自分のことは自分で考えなきゃ誰も考えてくれないよ
自分を大事に、マイペースに
いつも気力低迷しそうなときにタイミングよく着信音が鳴って、気持ち立て直すことができるの。
わたしも頑張らなくちゃね
話題:寝る前に一言。
感情が荒ぶるのは好きじゃない。
さみしさとか甘えで
頭の中を支配されるのは好きじゃない。
そういうときにわたしが発する言葉は
銃弾のようだから。
言葉を使うのは難しい。
ましてや伝え合う手段が言葉しかない今の状況はほんとにほんとにもどかしい。
深い孤独にならないように
じゃれ合って笑いあえたら。
それでいいのに、
何も深刻なことじゃないのに。
なんでも深刻に考えてしまうのはわたしの悪い癖だろうと気付いたのは、真面目な話をした後に電話越しにやさしくやさしく名前を呼ばれるから。
大丈夫だよって、
こうやって声が聞けて幸せだねって、
そうやって楽にしてくれる。
わたしは長身の彼が好きだ。
はじめは恋愛感情抜きで好きになって、
そして今は
恋愛感情も持ってる。
お遊びでも、つなぎでもない。
そういうのだったら
直接会うなんて絶対気乗りしないし、
すぐ飽きてる。
そういうのだったら
相手にも自分にも嫌悪感持ってる。
だからわたしは
長身の彼が好きだ。
恋愛感情抜きで好きだし、
恋愛対象としても好き。
ようやくこの言葉を使えるようになるまで、心の温度が戻ってきたみたい。
話題:今の気持ち。
今日の電話で
わたしはハードな勤務に疲れてる彼にお疲れ様くらいしか言えなかった。
もどかしかった。
やっぱり言葉は難しい。
安心とか、癒しとか、そういうものを与えられる言葉ってどんなんだろうと考えるけど、思い浮かばない。
隣にいたいなあと、思う。
手を握るだけで
目を合わせるだけで
背中をそっと撫でるだけで
心はあったかくなるから彼の隣にいたいなあ、と思う。
話題:電話
例の、新しく出会った長身の彼と
毎日連絡を取り合う日々が続いてます。
仕事は夜遅くまであるし
ひとりの時間も欲しいだろうに。
それなのに
電話もメールもしてくれる。
愛情深い人。
風邪を引いて心配かけてごめんねというと
「謝ることじゃないよ、全然そんなことじゃない」
と優しく諭し
寂しいと言うのをためらうと
「言って欲しい、何回言われても嫌だなんて言わない」
とわたしを甘やかす
そして、
寝てしまって電話できなかった翌日は
ごめんなとありがとうを言ってくれる。
社会人の彼の負担になりたくないと思いつつ寂しさを抑え切れなくて悶々とする脳は、その声でもうすっきり、こもった熱もだんだん引いていく。
着信履歴は長身の彼でいっぱいです。