話題:料理、グルメ全般


久々に家に帰って夕飯の支度をした神田です

今夜のメニューは肉じゃが&酢の物

今日の東京は半袖が通用するくらい暑かったので、涼しげな酢の物がいいかと思って

回らない寿司屋に行きやがった子豚コンビがブヒブヒ言いながら楽しそうに待っておった

子豚の片っぽの俺の妹は我が家で一番料理が上手い

だからそのスキルをもう片方の子豚の茶髪に伝授してほしいのだよね

俺の代わりに相手をしてくれというのは、外食に連れていくだけじゃなくて、家で料理をして欲しかったんだな、俺としては

そのために資金を回したんだよ

今は野菜の値段がだいぶ高いから、少し遠くても安売りスーパーのような店を開拓する努力をしてくれるかと思っていたのだが、予想に反して贅沢の方向に行ってしまった

贅沢が駄目とは言わないが、もうちょっと頭使えよ、と思うのだな

このまま好き勝手やってたら家計が破綻するに決まってんじゃねーか

そういう俺の気持ちをわからせるには、夕飯の支度という面倒くさい作業を1回省いてやるしかないかと思い、今日は本当は塾に行く日だったんだけど台所に立った神田なのよ

作りながら食べながら軽く話して方向修正した

妹は相手をするの意味を取り違えてただけなので兄の言うことに理解を示したが、茶髪は外食が好きみたいだから「たまにはいいでしょ?」的な甘え文句を残した

ひとの金で飯食って楽しいのかコラと言ってやろうかと思ったが、この女はまだ立場的にお客さんの域を出ないんだよね

一応彼女なんだけど、妹が居るせいか権力を握れない

だから宙ぶらりんの立場なのだな

そこを何とか我が家の中枢に迎え入れるためにはどうすればいいかを考えた

将来、俺にピアノ買わせたいんだろ?だったら節約しなきゃ駄目じゃん!と言ってみた

するとピコンと頭を上げて「そうだった!」と割と大きな声を発した茶髪

単純でいいね♪

まあ音大卒の女なんて頭カラッポだから、いくらでもコントロールできるわなムフフ





食後のお茶の時間に「ピアノっていくらするの?」と聞いたらだね、「うーん、1500万くらいかな」と平気な顔して答えた茶髪

せっせせ1500万??

びっくりした(>_<)


茶髪が欲しい外国製のピアノは湿気を嫌うから24時間エアコンかけてなきゃならないとか、2ヶ月に1回調律師を呼ばなきゃならないとか、色々と知らない世界のことを聞かされた

「でも中古だったら500万くらいからあるから大丈夫でしょ?」と笑顔で言う茶髪

恐ろしい女が現れた

1年365日、食事をずっと家で作ってもらわなきゃ!

そうしたところで何年後に買えるのか全然予想できないけど…

茶髪を料理人に仕立てあげるべく、妹に頭を下げた神田でした