映画館に往ったら、劇場版STの豪華なチラシ発見。
読んでみたら、清々しい程に仕事をして居ない文面が踊って居ました。
……否、これは清々しい程に全力で(趣味嗜好に走った)仕事をして居るのかもしれませんね!
(中身の内容は更にアレな感じでした)
折角なのでSTに激ハマりして居たとめこさんに、見るなら持ってくよー、とメィルしてみたのですが……
2014/11/26/14:40
from:とめこ
Sub:
なにこれ、ほしい!
2014/11/26/14:40
from:とめこ
Sub:
どこでてにはいるんですか?
食い付きが凄い件。
まさかの連投です。
あげるよー、とメィルしたところ、
わーいわーい
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
ありがとうー!
と、返信が來ました。
そこまで喜んで頂けるなら何よりだよ……!
***
そんな訳で、久し振りに映画館です。
今回は三池監督の「神さまの言うとおり」です。
鑑賞後は隣町に移動し、初の映画館ハシゴ予定でしたが……車のタイヤにネジがぶっ刺さって車屋さんに変更と成りました……。
嗚呼、「100歳の大冒険」よ、さようなら(涙)!!
***
追記はだらだらと映画メモと成ります。
個人的な感想やネタバレがお嫌いな方は、閲覧には御注意くださいませ。
ではでは。
話題:今日観た映画
「喰女」は余りに惹かれずスルーした為、久し振りの三池作品です。
相変わらず原作は未読。
久し振りですが、とても三池監督らしい娯楽作品でした!
ストーリーは全く御座いませぬ。起承転結さえ押さえられて居らず、唐突に始まり唐突に終わります(笑)。
いいですねェ〜。
手前はこう云う空っぽでロックな作品は大好きです!
出だしから前振り零で、「死のだるまさんが転んだ」の真っ只中です。
頭からぱかぱか死にます。
1クラス分死にます、頭の吹っ飛んだ死体の山です。
ココで目当てだった上に曲者風の染谷くんも死にます←
退場、早いな!
悪の教典くらいは粘ると思いきや、あっさり退場でした。
その後も何の説明も無いまま新しいゲィム「招き猫」のスタート、その後も氣付いたら拉致られ「死のかごめかごめ」→「白熊」→「缶蹴り」と進んでゆきます。
2時間弱で、これだけゲィムがある=キャラクタの掘り下げ無し、なのですが、個人的にはそこが良かったです。
ヒーローヒロインのエピソードなんて「幼馴染み」と云うワードでしか存在しません。
染谷くんは出会い?のエピソードがちらり、と挟まれましたが、あれは彼がすぐ死ぬからなんですね。
基本的にキャラクタの個性や背景は、鑑賞中に受け手が構築する作り。
只、キャラクタ自体がテンプレ氣質ですからそれで充分だと思います。
余計な情報を一切省いて、兎に角スリルや頭脳戦を各ゲィムの軸にしていますから飽きずに観られます。
ゲィム自体も沢山有るので、程好い緊張感の儘ぱっぱって進む。加えて然り氣無く?衣装チェンジも多いので、それも効果的でした。
R15だからか、グロ描写は弱めです。最近の三池作品は余りグロく無いですね。
頭吹っ飛びの断面図もリアルさを(恐らくは敢えて)感じない作りですし、そもそも血飛沫の演出が赤いビー玉ですしね。
(鈴木清順監督がビー玉を涙として使ったのとは対照的ですが、どちらも好きです)
どちらかと云えば股裂きの方が痛々しい。「一命」の竹光切腹に通ずる感じ。
設定から演出までファンタジィ懸かっている反面、世間の描写がリアルなのも面白いです。
メッセージ性とか求めませぬが、拾おうとしたら拾える作りかな、と(拾おうとしなければ何も拾えない作りでもありますが)。
何も考えずに少しハラハラしたい方にはおすすめです。
三池作品好きには物足りないかもしれませぬが、「三池監督のファンタジィ作品」だと思えば楽しめるかと。
逆に、メッセージ性や起承転結の明瞭したモノをお求めな方には不向きだと思います。
続きが有りそうな了り方ですが、個人的にはこの儘「唐突に始まり唐突に終わる」作品でいいと思うのですが……如何なるのでせうか(笑)?
(以下、更に個人的な感想)
三池作品とは思えない程に女の子が可愛かったです!
ダブルヒロイン調ですが、どちらも可愛かった〜。
でしゃばらない上に芯の強い女の子って最高だな。
見た目も性格も反対な美少女ですが、どちらも健氣で芯が強いなんて……素晴らしい!素晴らしい!!
反面、ヒーロー役の福士さんは苦手なのですが、三池さんの好きそうな役者さんですよね(笑)。
役者としては矢張り苦手でしたが、長い首や腕、ちょっと奇妙な表情や動きはコメディアンとか不思議な役には映えそうだなぁと思ったり。
あと能年さんに似てますよね、似てませんか??
染谷くんは先述した通りですが、眼鏡と髪型の所為で永井大さんに見えました、何故だ。
神木くんと並ぶと2人して異色です。2人ばかり際立って見えたのですが……好みの問題でしょうか?
神木くんのヒールっぷりは安定でした。
「優等生の皮を被ったくず」では無く「暴れん坊通り越してさつじんもへっちゃらだよ♪」な攻撃タイプは珍しいですが……。
イッちゃってる役は流石ですが、喧嘩は弱そうなんですけどね(笑)!!
奇跡の剛腕キャラでした。
「愛すことと殺すことは同義だ」とか云っちゃったり、主人公への執着もアイタタターな感じで良かったです←
只、神木くんに光過多な撮り方を観ると、矢張り三池監督は美少年系が好きなんだーとしみじみ。
女の子の制服が切られる素敵シーンも、何のサービスカットに成っていませんでした。
なんで?ねぇ、なんで?
寧ろミルクアイスの棒を舐めあげる神木くんを丁寧に撮ってらした……。加えてヒーローヒロインが生き残らず、ヒーローと狂人神木が生き残ると云うヒロイン殺し。
三池作品は本当に女の子の扱いが雑だ……。
招き猫の声の前田さんが可愛くて吃驚したり、白熊さんの素晴らしい声が山崎努さんだったりしたのもポイント高し、でした。
おしまい!
ミルキーさま
コメント有難う御座います!
映画ですが、未読でも楽しめましたよ〜。
オリジナル部分も多いらしいのですが観る分には違和感無いですし、2時間で纏める手腕としては立派だなー、と。
グロ描写については賛否両論なようです。
確かに「スプラッタ」では無いですが、グロいのかもしれませぬ……。
神木くんファンの方には(神木くんが)大好評らしいので、そう云う意味ではおすすめです(笑)。
どちらから入ろうか迷っておりまする
ダークな神木きゅんは大好きなので
映画もこころひかれてますが
(*´-`)