一連の落書き、その肆。
太郎と六郎と金太。
太「……何で五郎さんが居ないと次郎さんなんですかね。俺に云ってくれれば、あんな女ぶん殴るのに」
六(……太郎は時々、一姫より惡氣無く地雷を踏むからじゃ無いかなぁ)
金「馬ッ鹿、太郎。顔の可愛いオマエに泣き付く訳無いだろーが。その証拠に、超絶美形の俺にも來ない」
六「いや、お前の場合ずたぼろに扱き下ろすからだ」
金「……ついでに六郎にも來ないしな」
六「当たり前だ。……だけど次郎だって不細工では無いから四郎は間違っている」
太・金(この人も時々、本当に酷いよなぁ……)
泣き付く相手は消去法。