今晩和、珈琲を飲みにゆきたいけれど布団から出たくないけんこーです。
ずっと布団に居たい……。
動きたく無い……。
ご飯作りたく無い……。
こんな状態ですので、本日は借りたDVD鑑賞を。
追記は
映画感想と成ります。
個人的な感想と成りますので、お嫌いな方は閲覧にはご注意くださいませ。
ではでは。
頭を使わずに済む映画が観たかったので、伊坂幸太郎原作「陽気なギャングが地球を回す」を借りてみました。
伊坂作品に何の思い入れも御座いませぬが、一応原作(2作)と「死神の精度」のみ、伊坂ファンから叩き付けられて読んで居ります。
(思い入れは御座いませぬが、原作は面白かったです。特に続編が)
キャストがゴージャスで予告もポップでした故、チョイスしてみたのですが……
う―――ん。
ポップと云うか、かなり薄味な印象の作品でした。
「原作とその他は別物」だと完全に割り切れるタイプなので、設定の違いですとかイメイヂの違いはこの際よいのですが。
兎に角何かが薄っぺらく、上滑りして居る心地に終始徹しました。
前田監督の作品を初めて拝見させて頂いたのですが、手前の周波数と合わないのかも知れないなァ……。
そう云う類いの上滑り感。
・キャストはゴージャス!
豪華、と云うかゴージャス!画面が華やかです(笑)。
佐藤浩市さんが何故響野に抜擢されたのか謎ですが、イメイヂ外とは云え、とても良かったです。
大沢たかおさんの成瀬は……成瀬のキャラクターが改変されて居たので何ともですが。
松田翔太さんは初々しさに吃驚致しました(笑)。
あどけない……未だほっぺがぷっくりしとる……!
演技も佇まいも初々しいのでかなり新鮮でした。
そして眼を奪うのは鈴木京香さんの雪子!
正直、原作のイメイヂとは全く違う風貌なのですが
兎 に 角 美 し い !!
昨今観た鈴木京香さんの中で、断トツで美しい!
肩出しも素敵ですが、ボーリング場のワンピース姿の美しさ!堪らん身体!エエ女!
と、終始高まりました。
……イメイヂ的には雪子さんじゃなくて祥子さんなんですけどね(笑)。
そんな祥子はまさかの加藤ローサさんで、コレ又吃驚しました。これはオカシイ(笑)。
・オモチャみたいなCGも好きです。ビビッドな色彩と合わせて楽しいです。
有り得ない派手衣装も嫌いじゃ有りません。
(勿論、原作とは別物、と云う前提で)
チープな処理も色彩との兼ね合いで「ルパン三世」っぽいですし。
・時間も100分未満。
だらだら説明の多いコメディは萎えるので、テンポ特化と云う仕様なら寧ろ好みです。
只、氣に成ったのは「焦点が合って無い」んです。
成瀬&雪子(謎のラブロマンス和え)が一応メインなのですが、キャラクターの重点もストーリィの重点も、物凄くとッ散らかって感じました。
凝った演出も有るのですが、
「キタ――(・∀・)――!!」
的な効果は然程無く……。
「あぁ!勿体無い!何か今のところもっと面白く成りそうなのに!」
と、原作を余り覚えていない手前ですら感じたので、伊坂ファンの方のフラストレーションは凄いだろうな、と。
演者さん達を観る分には楽しいと思います。
手軽にテンポ良く鑑賞出來るのも魅力。
原作の既読・未読はサテオキ、楽しめる方には楽しめる作品のようですから、氣に成った方は手に取ってみるのもアリだと思います。
鈴木京香さんは美しいですしね!(※重要)
おしまい。