週間天氣予報の雨マークの多さと溜まりゆく洗濯物を交互に眺めては溜め息の日々、今晩和、けんこーです。
台風はやって來るのか來無いのか…
そして職場は開くのか閉まるのか……
何よりも心配なのはそこであります。
サテ、今回は久し振り?の
映画感想です。
相変わらず個人的な感想がだらだら続きますので、苦手な方は閲覧にご注意くださいませ。
ではでは。
TSUTAYAさんで借りると「來月のTポイントがワンランクアップ!」だそうで、ホイホイされて來ました。
はい、「テッド」です。
何も考えずに借りたら480円も取られました。
高い!
しかし元々劇場で観たかった作品ですし、イイ契機だと思うことにしました。
いえす、ぽじてぃぶ!
有名な作品なので、ストーリィもテイストも御存知かと思われます故そちらは割愛。
個人的な感想としましては、「思ったよりほっこり致しました」が率直なところです。
……熊が好きなのです。
シンプルなクマぬいぐるみも好きなのです。
ファー●ァも好きなのです。
因って、テッドが存外可愛くて先ずは和みました(笑)。
CGですがもっふもふ。
動きもリアル……と云うと不思議な感じですが、
「ぬいぐるみが動いたらこんな感じ!」
と云ったナチュラルな動きで魅力的です。
ラストシーンでみっしり入っていた綿に
「嘘吐け!」
と云いたく成る程に、クタッとしたぼでぃがとてもツボでした(笑)。
和みポイントその2は、主人公とテッドの関係が(コレ又存外に)可愛らしかったところ。
二人してダメダメなのですが、ダメさレベルが小学生で止まって居るのです。
否、もうおっさんなので「大人としてダメだろ!」だったり非合法だったりなダメさなのですが……。
二人が小学生レベルの阿呆さと無邪氣さ、しかも一方はテディベア故和んでしまうのです。
不思議だなァ。
特に雷の歌のくだりは本当に可愛くて、繰り返し観てしまいました(笑)。
この関係にヒロインが絡む三角関係って、ヒロイン像で作品の良し惡しが決まると思うのですが、今作はヒロインが秀逸!
凄く好感度が高いキャラクターで、それが更に和みポイントを加算します。
「理想的な女性像」なのかもしれませぬが、邦画のソレと違い
「居ねェだろこんな女!」
とツッコミは入りません。
何故でしょう。
日本人は矢張りヲタ脳(故の変な理想像)なのでせうか。
そんな訳で、飽きずに観られる良質コメディでした。
ブラックやエロネタがばちこーい!な方は、何も考えずに楽しめるかと思います。
テッドのキャラクターが強烈故に失念しがちですが、そもそも「ぬいぐるみに命が宿って友達に成る」って普遍的に夢の有るモチーフですし。
惜しむらくは膨大にちりばめられたブラックコネタの元ネタが、さっぱり解らないことでした。
しかしこれは手前の浅学故の自業自得ですから仕方無い。
寧ろ分かりやすくしようと、
・ガチャピン
・くまモン
・七五三
等と馴染み深いワードに替えてくださっている、翻訳の優しさが身に沁みました(笑)。
更に個人的な感想を述べるならば、有吉さんの吹き替えが凄くイイ!です。
元來「愛くるしいテディベアが低いおっさん声で下ネタ連発」のギャップもウリなのでしょうが……そしてそれは勿論面白いのですが……
吹き替えを聞いたら俄然吹き替え派に成りました(笑)。
元々手前が、有吉さんの声と喋り方に、何とも云えない「可愛らしさ」を感じていたからかもですが。
いや、もう魅力的でした。
妙に冷めた棒読み具合が絶妙であります。
吹き替えに成った瞬間、「テッドがつんでれに成った!」と衝撃が走りました←
「ハッピーフィート2」のバナナマンさん(オキアミ)以来の好感度爆発です。
980円くらいで落ちていたら、DVDが欲しく成りました。
そんな感じでおしまい。