さっぱりしたのは良いけれど、これからの空っ風に対して防御力が低すぎると(一晩経って)氣付きました……。
首、丸出しじゃないか。
防御力零じゃないか。
老体に鞭打ってるじゃまいか。じゃまいか。
……暫くは防寒の為に丸出しは阻止しようと決めました。
寒かったですね、本日!!
*
追記は昨日鑑賞した「ギャラクシー街道」の感想メモとなります。
ネタバレや個人的なアレコレがお嫌いな方は、閲覧注意で何卒です。
ではでは。
話題:最近観た映画
先ず始めに……
何と観客零名でした!
人生初では無いでしょうか。
こちら、ネットレビューは酷評の嵐ですものね……。
電脳世界の影響も多少はあるのかな?三谷作品なのに零名って……。
斯く云う手前も予告の時点で
「嗚呼これはヤッちまったな、多分ヤッちまった」
と感じておりました。
そもそも観てはいますが、三谷作品が大好きな訳では断じて無い(えぇ……)。
因って今回は映画館へゆく心算は無かったのですが……。
余りの酷評っぷりに、逆に氣に成り始める。
そして追い撃ちをかけるようにとめこさんから
「ギャラクシー街道、観て來たよ〜!私は好き!不条理な演劇観てる感じで!」
と、メィルが。
是非観て感想を聞きたい、とのことでしたので先日やっとこ足を伸ばし、冒頭の観客零名に直面した次第です。
前置きが長い?
何時ものことですからスルーしてください←
で、観た訳ですが…………
………………
否、普通でした。
普通の三谷作品でした。
確かに異色ではありますが、「三谷作品範疇内」の異色さ程度です。
世間は何がそんなに氣に喰わないのか。
チープなセット?
ストーリィの無い脚本?
盛り上がりに欠ける展開??
*
個人的に好きなのは、舞台が宇宙に在るハンバーガーショップ故、いつもよりも「セット感」満載なところ。
「三谷作品の好きなポイントはセット感です!」を豪語する手前は好感度大です。
又ハンバーガーショップの内装がいいですね!
寂れたアメリカンテイストに、子供心を思い出す、ちょっとした宇宙感(笑)。
欲を云えば、痰を吐きかけるアイツを筆頭に、もっとCGを削って欲しかったですが(笑)。
役者陣も何時もの三谷作品よりは少ないです。
それが何とも舞台っぽくて
「ト書きが見える(笑)!」
と云うとめこさんには概ね同意出來ました。
もうね、何と云うか脳内で容易に「舞台変換」が出來るんです。
風俗勧誘のパートなんて、勝手にスポットライトで浮かび上がる演出に変換されていました(笑)。
何時もの三谷作品らしい群像劇とは違いますが、丁度群像劇とオムニバスの中間くらいの塩梅で
ちょこちょこと色んなコネタを摘まめるのはビュッフェ的だな、と。
料理にしたら「どこにもメインディッシュが無いんですけどー!?つまみ的なモノしか無いんですけどー!?」なシュールさはありますけどね。
映画では無く舞台向きな作品かな、とは思いましたが、矢張り役者さんの表情をじっくりと…監督の選ぶベストな状態で観られる、と云う意味では「映画にする必要無し!」とはまではいかないかな、と感じました。
あとは綾瀬はるかさんのキュートな声とおっぱいね。
かと思えば優香さんのチャーミングな仕草とおっぱいね。
お二人に限らず今作では女優陣が魅せてくれます。
作品に合った、とてもよいキャスティングだと感じました。
全体的に楽しめたので、矢張り電脳世界の評価は氣にしないようにしよう……
と、思いましたが、とめこさんの母上は
「下ネタ多くて下品だし、本当に時間と金を無駄にした」
と憤慨していたそうですから……マァ結局はお好みで、と云うことでしょうか。
世の中に溢れているラブシーンはOKで、下ネタがNGな理由がよくわからない……
そんな大人に成ってしまったなぁ、とぼんやり思いつつ、おしまい!
(あ、ギャラクシー街道自体はそんなに下ネタは強く無いと思います)