【養生気功アドバイザー養成講座《一日目》・14】

?、菩薩静功

2、菩薩静功の形と意念/2


?無邪気
 左右の肩の外側で掌を上にして指先を外に向けた形です。
*意念を顔の中にむけ、肩や掌の上野空気との一体感を体感しましょう。

?蓮華
 胸の前で手根部を触れ合い、親指と小指の指の腹を合わせ、他の指は花のように開いた形です。
 ?の南無と同じように、手の形が決まったら、肩と肘を落とし、尾骨側に体重を降ろして腰をスッと伸ばして坐って下さい。
*意念は胸の中に向けましょう。

?無相
 両手をラクに伸ばして左右斜め下に降ろし、掌を前に向けた形です。
*?の安心と同じように、体の中と前に広がる大きな空間との一体感を体感しましょう。
*その形で掌だけを上に向けてみると、体の上から左右や後ろの空間との一体感も出て来て、自分を取り巻く大きな空間に溶けていくような(自分という肉体的な存在が薄れていくような)感覚になると思います。

?内観
 胸の前で両腕で円を作り、大きめの気のボールを抱き、掌を両胸の間(だん中)に向けます。
 ?の蓮華と同じように肩や腕の力を抜いて尾骨側で腰を伸ばして下さい。
*意念は腕で抱いた気と胸の中の感覚との一体感です。

?寂静
 両手の指を軽く組み合わせ、掌を上に向けて足の上に載せ、親指の先をそっと合わせます。
 ?と同じような姿勢にして下さい。
*意念は丹田に向けますが、そこから丹田の気の丸い感覚が膨らんできて、おなかから胴体や腕一杯に、そして皮膚を越えて外に広がり、この大空一杯にまで広がるような〔喰うの体感〕も味わってみて下さい。
*終わる時(最後)は気を丹田に戻してから終わりましょう。