*:｡のんといっしょ｡:*

(前日の続き)




まだいるはず。






落ち着いたので
さっきさくちゃんがいた
場所に向かう











ｺﾝﾋﾞﾆで
あったかい缶ｺｰﾋｰ買ったの


さくちゃんにあげるの
きっと寒がってるから



買っちゃったから
もう渡すしかないの



のんはｺｰﾋｰ飲めないし



あったかいから飲んで
って会話もしなくちゃ







そうやって
缶ｺｰﾋｰを買ったことで
自分を
そうしなきゃ
いけなくする作戦。















ずっと会いたかったから
その気持ちが
会えたいま
のんの胸をきゅ〜〜って
締め付ける
苦しいくらい。



でも
ずっと会いたかったから
さくちゃんの笑顔しか
見てないなんて
いやだもん











さくちゃん


さくちゃん








声,姿,また目と目が合って...

のんが大好きなさくちゃん
やっと見つけたの





今度はさっきより
落ち着いてる





「さくちゃん
(あったかいの)どうぞ」



「わぁ〜,のんありがと〜！」






...ありがとう素直に言える,
さくちゃん

そこには変わらない
さくちゃんが
たしかに存在してるの





会えなかったのごめんとか
ありがとうとか
さくちゃんは言ってくれた
気がするけど


のんは久々の再会に
緊張してたみたいで
何話したのか
よく覚えてない





ひとつだけ覚えてるのは

「俺ものんに会いたかった」


そう言ってくれたこと





のんと同じ気持ちで
いてくれたことが
嬉しくて,嬉しくて














久しぶりに会った
さくちゃんは
ﾏｽｸしてて

風邪ひいちゃったンだって




声も少しｶﾞﾗｶﾞﾗだった











再会の喜びを分かち合って
2,3時間一緒にいて




のんに風邪移しちゃうから
って心配性なさくちゃん
今日はﾊﾞｲﾊﾞｲの時間


わがまま言うと
もっと一緒にいたいンだけど

さくちゃんの風邪,
のんも心配なの



今日は素直に
「わかったよ,気をつけてね」
ってﾊﾞｲﾊﾞｲしたの














さくちゃん,だいすき
早く風邪が
よくなりますように