小説風にブログを書こう。



○小説風に自由にブログを綴ってください。
ルールなどはありません。短文でも長文でもご自由にどうぞ。




彼はいつも私に背を向け眠る。私が背中に頬を当てると、彼はため息を吐き「あっちに行ってよ、、」と目を閉じたまま呟く。
彼は私のことを愛していないのかしら。
私は暗い部屋の床にちょこん座って空を見つめた。この夜の暗闇の中から彼の愛情を見つけ出すことが出来るかもしれない、、、。
「全ての色を塗り重ねたら黒になります。でも真っ黒ではありません。」
そう言ったのは誰だったか。
人の気持ちも同じで、きっと幾つもの感情が重なり合っていると少し見たくらいでは分からない。目を凝らし、探し出す必要があるのだ。

その時、彼の声がした。
「寝ないの?」
「ううん、もう寝るよ。一緒に寝てもいい?」
「うん、、おいで」
布の擦れる音がする。
彼は私が寝る場所を空け、寝床に収まったのを確認すると、また背を向け眠りについた。
彼の匂いがするふわふわのベッドでずっと心地よくなったことに安心し、私は深く息を吸い込み眠りについた。













○最後にひとこと。
小説風???更新後に誤字を見つけ度々書き直しています(笑)

お疲れ様でした。


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