つぶやき

酔っぱらって
がなった翌日の朝
旦那は二日酔いで半日つぶれているんだろうなと思ったら

何の声もかからずいきなり

携帯ならしてくれや

はぁ 私は何がなんだか わからないまま

旦那の携帯を鳴らした


旦那 ねぇな


私はうとうと
まだ 布団にいたのに 起こされて
下へいった


あとを追うように来て


携帯 無くしたらどうすればいいんだ〓



とても ものをきく言い方じゃなくて カチン

キレたよ


あげくに 携帯
貸せ

鳴らしながら
探しに行くというんで

私も 仕方なく
ついていった

庭からはなにも聞こえず

昨日の公民館へ
道中はなにもなく
公民館の中へ
携帯 鳴らしているかと言われて

そのまま鳴らしてるよと言ったら

ない


私が トイレ みたの？って
口を挟んだら
行ってないからいいんだって怒鳴られて

私は先に家にもどったよ


ジャケットも

携帯も無くした


酔っぱらいが
恥ずかしくないんだ

私が携帯無くした
ジャケット 無くした

そう言ったら
怒鳴られているのに


私は怒る気にも
ならなかった

自分のために生きていくんなら
好きにすれば
いいんだから
自分で決めれば
いいじゃん


私は 旦那と違って 嫌な思いは
言葉が消えない限り 覚えているから


グチグチ言ってる旦那が嫌で

寝転がっていた庭を ジャケットと携帯を探していると あったよ

濡れてびっしょりのジャケット

近くで携帯も
あった

付き合わされて
見つけても
悪かったでも
ありがとうでも
なくて

当たり前らしい

こんなだから
どんどん 離れていってしまう


孫に かわいそうなことをしてしまったな

ごめんね


これから 私の位置 考えなくちゃね

翌日です

起きてこなかったので 休みなのでそっとしておくことにしました

夕方

村の集まりがあって
旦那は出かけて行きました

娘親子と買い物にでて 帰ってきたら

娘は６時半には帰っているよって言ってたよ


帰って来たのは
９時


ベロベロ

旦那の迎えに行くと 玄関を開けた娘が

お父さん
庭に寝転がってブツブツ 何か言ってるよ

放っておいていいかな？

私は酔っぱらいなんか 相手にしたくないから
いいよ

跳ねないように行ってねと言って

何 いってるのか聞こうと思ったけど ファンヒーターの音で 聞けなかった


どのくらいかして玄関を 勢いよく開け


俺は許さねぇ
今日 村じゅうに話してきた

バカヤローと

床 踏み鳴らし
２階へ

私は 孫を寝かしつけていたので
下にいました

具合が悪くて寝ていたお姉ちゃんがとばっちりで
起こされて
下りてきました

天井からは
檻の中を歩きまわる熊のように
音がして

いい迷惑


お姉ちゃんは
お母さんが２階にいると思ったらしく 戸を開け 電気をつけて いねんか？って言ってたよと


しゃべってる内容を聞いたら

あいつにだけは
財産やらない

養護施設に寄付するんだ

許さねぇ
バカヤローとか

幸い 下には
しゃべっている内容は聞き取れなかったので
ホッとしたよ

娘がいなくてよかったよ

旦那の母親も
気性の激しい人でひやひやしたこともあるから

刃物沙汰になったら どうしよう〓と 気が気じゃなかった


酔っぱらいは
記憶に残らないから これでおしまい

あとはしらばっくれていればいいから うらやましいよ


私は普段から
言えないことを酒の力を借りて
まくし立てたんだなって

本音を知った気がしたよ
�Bへ

つい 先日

仕事から帰ってきたら

旦那と 娘が
バトっていた


きっかけは

娘が 娘の旦那の好きな煎餅を
よけてとっておいたのを

旦那が食べてしまったことらしい


旦那は何も書いてなかった
どれ 食べたって俺の好きじゃないのか!!

娘ははじっこにわざわざ よけてあるのから食べなくたって いいでしょ


このやりとりから旦那は 何もわかるようにしてなかったのに
夕方 みんなはおやつ食べているのに いつも俺のはなくてさ
俺は食べちゃいけないってことか

とキレて


娘はわかりましたこれからは何でも書いておきます

父用に用意しておきます

これがまた
気に障ったらしく
怒りだして


夕食を食べようと食卓を囲んでいた孫が やめてよと言っていたのに

泣き出してしまった

まずいなぁ〓

普段のたまっていた鬱憤をはらすかのように

旦那は それが
家族のために色々やっている親に対して言うことか


娘は どうせ
私のこと 嫌いだから 仕方ないよねと言い


娘は とうとう
認知症のことも
持ち出して
病院 行ったほうがいいよと言い出して

旦那は 仕事に行っている人間が認知症だっていうんか

親に向かって
よくそんなことが言えるな〓〓〓と怒鳴り

絶対 忘れないからな よく覚えていろよ
ゆるさねぇ〓

俺はこれからは
自分のために生きていくから
雪片付けも
うちのことも
何にもしねぇぞ

おめには
何も残さねぇ
渡さない

そう言い捨てて

２階へ行ってしまいました
�Aへ

ベテラン介護員が辞めた


代わりに
新しい介護員が
きた


出来るなんて思ってない


ただ『教えてください』 とか
『一緒にやらせてください』とか
言葉が出てこない

あげくに


デイサービスの
午後のティータイムの時に


離床するんだけど

その方はよく休まれていたので
そっとしていた


利用者さん本人が起こしてと言ったので

それを聞いた彼が
「起こしていいですか？」

ここまではよかった


が


いきなり 車イスをベッドサイドに持ってきて

起こそうとするので


その方は
オムツの人だよ


起こす前に
換えなくちゃねと言ったら


「誰か 呼んでこなくちゃ いけないですね」

彼の言葉に

私の口は
あんぐり


あんたは 何をする人

これでも
職歴は豊富

ただ一ヶ所での
勤務期間が
めちゃくちゃ短くて

ヘルパー１級という彼の
どこを見れば
いいのかと思ってしまうよ




小規模多機能の認知症のうちの施設は

はっきりいって
スタッフは
何でも屋です


他のスタッフは
別の利用者さんに向き合っています
既に他の利用者さんは作品の制作に取りかかっていて
フリーのスタッフは１人もいませんでした


自分は起こすだけ〓

ほかのことは
自分の仕事じゃないから




私は
あと一時間すれば帰って行かれる 利用者さんの持ち帰る連絡帳と
デイサービスにおいてるケースの記録を仕上げていました


やる気があるのだろうか？


確かに
ベテランが抜けていきなり
カバーできる人が入るなんて
あり得ない


だけど


期待しすぎているのだろうか？


彼を理解できない


年末にかけ
追加利用が入り
いつもより
利用者さんが多くなる時なのに
どうやって
乗りきっていけばいいんだろうか？

どこかに
介護員さん
いないかな？




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