A migratory bird…燕の子安貝

雀報恩の原型と思われる説話の前に、僕なりに、こうじゃないか……と考えた説のことを書いてみようかな。

僕が思いついたというだけの、根拠もない……しかもエロにやや傾き加減な話なので、くれぐれも真に受けないでください。





ツバメの飛来する家は栄える、という言い伝えについて調べるため、まずツバメの登場する日本民話を検索したのだが、これが思いのほか少なかった。

あるにはある。

伝承地がはっきりしてるなかでは、ツバメの出てくる話が和歌山と千葉に残っているが、どうも歴史が浅い感じを受ける。

雀報恩のような鳥の恩返し物には違いないが、話のベースとなってるのがキリスト教的観念だ。

古民話というより西洋風の物語で、邦版オスカー・ワイルドみたいなストーリーになってた。

これらの民話が誕生したのは、おそらく明治の終わり……もしかしたら昭和に入ってからかもしれない。






これほど身近な鳥なのに、メジャーな民話には全く登場してないというのはおかしい……

そう訝しみながら、さらに検索を続けた結果、日本最古の文学の中にツバメの記述を発見した。



今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。

名をば、さぬきの造となむいひける……





この文句で始まる竹取物語、かぐや姫だ。

この作中で、かぐや姫は求婚を迫る男たちに無理難題をふっかけ、この世にあるともないとも分からない伝説の宝をプレゼントしてくれという。

ねだられた男たちは、姫のハートを射止めるためにインディージョーンズが如く果敢な冒険に挑んだりもするが、ことごとく惨敗するという………

なんか、男にとっては胸糞悪くなるような話だ。




この伝説の宝、かぐや姫がねだった秘宝の中に、燕の子安貝というのがあった。

良かった。

日本最古とされる文学の中に、ちゃんとツバメは出てきてる……。







でも……なんだ?


燕の子安貝って?







ということで、今度は燕の子安貝を追っているうち……



なんと、

どうやらこの僕が

それらしき秘宝を

持っていることが

分かった。





これについては………

ちょっと…………

どうかな?





こんな時間帯に、こんなエロい画像を載せてしまうのはどうだろう?



僕にも僅かながらオトナの常識がございますので、僕の秘宝については、よい子たちが眠った後にコッソリ公開したいと思います。