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自分語り・3

−私は二年前に大好きだと思っていた男の人が居た。

小柄で小動物の様な容姿で仲間内ではおしゃれ番長と呼ばれていた程だった。
でも、いわゆる残念なイケメン風で、腰も低く、良くいえば仲間内の潤滑油になろうとしていたが、妙にそれが重い。
何故か空回りするのだ、やる事なす事。

決してノリは悪くなく、嫌われるタイプでもなかったし。

LINEのやり取りも毎日していたし、思わせぶりな態度や言葉をかけられていたりもして、私は一気に舞い上がった。
と言うか、友達曰く、自己肯定感が極端に低かったのではないか、と後のち言われたものだ。

下心アリアリ、と分かっていたと言えども私を《オンナ》として扱っていてくれた事には間違いはないと思う。

当時、私と元旦那は完全に冷えきっていた。
けど、《彼》とも言い訳をさせてもらうと、肉体的な接触は皆無だった。

後ろめたさがベッタリと纏わりついていて、互いに牽制しあっていた様に思う。

■発覚

結局、彼には恋人がいた。
私と一回りも年下の、《いい子》で、国家試験を受けて正看護師の資格を取り、私から見れば仕事に懸命に取り組み、《彼》大好きで、バツイチ・子持ちの《彼》とも、向き合おうてしていた様に今は見える。
朝方、彼にLINEを送った。
彼女が居ることをどうして教えてくれなかったのかと、責めた。

《黙っていて申し訳ない》

たった一言、返信が来た。

それでも、《彼》は、忘れた頃にLINEを送ってきて、電話をしようと雰囲気を醸し出して、私から電話をしようと言う言葉を引き出しては、毎日、縋るようにアレコレと一方的に話し、電話を切る。

私の心の底では彼への怒りとそれでも、離れる事ができない思いで一杯で、冷静な判断はできなかったのだ。

■好きでいて欲しいだけの存在

彼も、思えば自己肯定感の低い人だった。
学歴は高学歴、出身大学の名前を聞けば誰もが知っている名門校だった。
でも、彼の父は彼に取っては支配的な存在で、母は、その父に従順な妻だったと言う。
妹は自立的で、よく出来た妹と、不出来な兄、それが口癖だった。

彼は、きっと、《自分を無条件で受け入れ、甘い蜜を舐めさせてくれるだけの存在》が、欲しくてたまらなかったのかも知れない。

■離婚

私と元旦那の離婚が決まった。
大晦日の朝。
『離婚したい』と、出かける間際に通告された。
とうとう、この時が来たか。
頭の済で、妙に冷静な自分がいたのを覚えている。
元旦那は、その日から実家に戻り、しばらく帰って来なかった。

離婚の際のルールを決めるために一度帰って来たが、正月明けで、年末年始は目出度い気分などぶっ飛んだ。

仲の良い夫婦を見ると、涙が溢れてたまらなかった。
決して、元旦那を憎んでいた訳では無かったのだ。
今でも、元気でいるだろうか。

新婚当時から、私の実母と3人暮らし、色々、元旦那と私の実母との間に、目に見えぬ確執があったのだと、今なら分かる。
もちろん、私自身、良き妻になれなかったのもあるけど。

13年で結婚生活は幕を降ろすことになったが、今でも、彼には感謝している。
元旦那は元旦那なりに、私達を守ろうとしてくれていたからだ。

新しいパートナーを見つける事が出来ただろうか、と、ふ、と思う時がある。
結局、私達は、添い遂げる《縁》では無かったのだろう。
彼には幸せになってくれたらいいなぁ、と思う、もちろん私自身も。

今夜はこのあたりで。
また、多分、書いてしまうと思います。

恥ずかしげもなく自分語り・2

注意!以下の文章はあなたを不快にさせる恐れがあります。それに気をつけてスクロールプリーズ。













以前、メンタルを病んだ事を書きました。
現在でも継続中で早、10年近いです。
ちなみに、躁鬱U型は、躁の症状が浅く、鬱の症状が深い、と言われています。
重ねて、パニック障害は、広域恐怖(いわゆる、人混みに強烈な恐怖感を感じるものです)や、電車、飛行機など乗り物に乗るのに強烈な恐怖感を持つ、美容院、歯科医の診察台など、じっとしている事にも同じ症状が出る、などなど。
中には目眩、嘔吐、強烈な尿意などの症状もあると聞きます。

私的にはやっと、地下鉄には1人で乗れる様になりました。
でも、ぎゅうぎゅうの満員状態では未だに心臓がバクバクして、恐怖感で身体の震えが止まりません。

加えて、鬱状態になる時期は、床を上げられず、無気力が何日も続くのです。

命に別状が無い病(自死を除く)なので、本当に自分が《病気》なのか、ただ単に《社会》から逃げているのか分からなくなる日も多いです。

躁状態が続いている時期には、金遣いが荒かったです。
私の場合、貴金属やブランド物には興味が無かったので、主に書籍、安価な洋服、100均での爆買い、アルコールを飲みに繁華街に行く、で100万以上は散財してしまいました。
お恥ずかしい話ですが、クレジットカードにも借金がありました。
今は完済して、クレジットカードは全て解約し、現金のみでしか買い物はしていません。

この歳になると、金銭感覚がしっかりしている方は、貯金もされていると思いますが、それもできません。
なぜなら、仕事が出来ずに国に御世話になっているからです。
いわゆる、生活保護ですね。
国民の権利、と優しい言葉を掛けて下さる方もみえますが、当然のことながら風当たりは厳しく、ネットなどでは“生きる価値なし”とのご意見もあるのを見ます。
私自身、恥ずかしいと、感じます。

出来れば、仕事がしたい。
年齢的に難しいかも知れません。
でも、母と二人、生活ができればそれでいい。
けれど、毎日、出勤する自信がどうしても持てないのです。
二年前、営業職に付きましたが症状が酷くなり、結局退職しました。
無気力になると、起き上がるのさえ困難になり、物事を組み立てて考える事が出来なくなってしまい、周囲の方にご迷惑を掛けてしまう…
結局、欠勤・早退が多くなる…。
それが、怖いです。

それでも、最近は、少しづつですが、勇気を持って社会に出てみようと思っています。
広報で、障害者向けの職業訓練の記事を読んだり、ボランティアの募集を読むと電話をしてみようか、と思えるようになりました。
けど、行動ができない。
一歩を踏み出すのに、脚が震えます。

それでも、それでも。
考えているだけでは、《世界》は何一つ変わらない、ようやくそんな風に考えられる様になりました。

けど。
でも。
と、言い訳をし、それでも前を向こうとしている日々です。


やっぱり演劇が好き


役者さんが演じてるのを見ると
肌の下で血がざわつく気がする。

少しだけ、昔、役者の真似事をしていた時があって。
なりたかったのは、主役ではなく、名脇役だった。

自分がおかしくなってるのにも気づかない位に、突っ走ってたなぁ。

役者に必要なのは、演劇が好きな事は勿論、体調管理と精神衛生管理、体力、気力。
売れるのであれば、容姿もあるけど、センスと気配りも大事。

これは自論だけど(笑)

もう一度、演劇がしてみたい。
プロになんておこがましくて、願う事さえできないけど、でも、演技ができるなら、役者になれるならどんなにかいいだろう。

恥ずかしげもなく自分語り

注意!以下の記事はあなたに不快感を与える恐れがあります。その点に気をつけてスクロールプリーズ








眠れない周期がやって来たのかも。

朝まで眠れずに、朝日が登る頃、眠りにつく→午後2時ごろ、ひどければ4時頃に目を覚ます→身体はだるく、気力は出ない→ダラダラと過ごし、外出するのは近所のコンビニ→夜になるほど元気が出る→そして眠れない、の繰り返し

お気づきの人もいると思うけど、私はメンタルが病んでいる。
しかも結構、長い。

病名は、パニック障害と躁鬱病のU型。
でもね、発病する前は、とにかく、元気でしたよー(笑)

結婚していたので、家事と、バイト、元旦に了解を得て、劇団に入りエキストラの仕事などもちょいちょいさせて貰っていた。
演劇のワークショップにも参加して、本気で役者になりたかった。
フルで頭が動いてたって感じ?
あ、身体もだけど(笑)

■異変

お芝居が始まる前に明かりが消えて真っ暗になるのを《暗転》と言うのだけど、ある日いきなり、動機が激しくなり、恐怖感が込み上げて来た。
寝不足は日常茶飯事だったので、そのせいかと思い、首をかしげながらも、生活を変えずにいたのだけど、でも、そのうち、睡眠が取れなくなり、食が細くなり、疲労感は取れなくなり、常にイライラする様になって、悪夢を頻繁に観る様になった。
そして、地下鉄に乗れなくなった。

周りから痩せたねー!と、びっくりされるまで自分が、痩せはじめていた事にも気づかなかった。

喘息は出るわ、腰痛は出るわ、イライラして同居していた実母に当たりまくるわで、元旦に窘められる事も…

■発病

流石に、おかしいと思い始め、即、近所の心療内科を受診すると、パニック障害から、うつに移行しているとの診断が。

病名が付いてホッとするやら、ショックを受けるやらで涙が止まらなかった。

しばらく薬を飲みながらでも、バイトも演劇も続けていたが、周りが止めたのだ。
少し休みなさい、と。

体重はその時、12キロ落ちていた。
元々が、太り気味だったので、ガリガリじゃなかったけどね(笑)

バイトも辞め、劇団も辞め、休養した。
ある日、台所に立って呆然とした事がある。
お味噌汁の作り方が分からないのだ。

《うつ》になると、頭の中で物事を組み立てられなくなる。
本人は気づいていないが、動作も緩慢になり、傍から見ていると、仕事をサボっているように取るらしい。

そこからプチ地獄だった。
記憶は飛んでいるけどね。
とりあえず、今夜はここまで。

また、語ってしまうかも。
不快になった方、ゴメンなさい。
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