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映画鑑賞。

余命1ヶ月の花嫁の感想文。



ドキュメント見て、本も読んだ私は、映画にいまいち……



もっともっといろんなことを経験して2人は結婚式にまでたどり着いたのに…


はしょりすぎ(泣)



時間的におさめるには大変な内容なのはわかるけど。


まっさらな状態で見た彼氏の感想は、全く泣けないし、グッともいまいちこなかった。でした。


理由は、やっぱり私と同じで、あいだ、あいだがわからないからいろんな場面がいきなり過ぎるだそうです。



私は、泣きましたよ!


3回涙が流れちゃいました(;_;)



でも、主人公が亡くなる場面では不思議と泣けなかった。



主人公のちえちゃんが、胸を無くして泣き崩れるシーン、彼氏の太郎さんに思わず怖いよってこぼして2人で泣くシーン、太郎さんが自転車に乗るちえちゃんの幻影を追いかけながら泣くシーン…



これらは自分と重ねて、すごく心にきた。



かつて私の愛した人も、あんな恐怖と戦っていたのかな…って考えながら…




愛する人の死が目の前に見えてるとき、どこまでその人への愛を貫き通せるのか。



ボランティアか?



太郎さんの父親がいった一言。



私はどうだったんだろう…



そんなことを考えさせられた。






健康な彼氏を隣に見ながら、過去の人に思いを馳せて見てしまったこの映画。




生きているかもわからないあの人に私は、太郎さんのような真っ直ぐな愛を与えてあげれていたのだろうか……




考えてもきりがない。




映画が終わった私は、彼の手をとり、ギュッと固く結んだ。



離さない!




うちに帰って、真っ先に抱きついた。



この温もりは誰にも渡さない。私だけのもの。




そして優しくキスをした…



彼は頭を撫でながら、


「俺だけのもんだ!一生離さない!」



って言ってきつくきつく抱き締めてくれました。




こんな幸せは誰もが味わえるものじゃない。



明日が来ることは奇跡なんだから…



彼と巡り会えたことを奇跡だと言うならば、1分、1秒、すべての時間が愛しくてたまらなくなる。



だから、私は過去にとらわれずに、今を生きようと決めた!!



ありがとう、ちえちゃん。


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