昨日の会社帰りに車内のオーディオがいきなりテレビに切り替わった。
地デジは緊急避難情報などが発令されると、自動でチャンネルが切り替わる仕組みらしい。
そこで、初めて今回の地震の凄まじさを見た。
スタジオ内でもヘルメット被って伝えてるのは、少し笑えたけど。
笑ってはいられない状況ですね。
確かにこっちでも揺れてたくらいだから、かなり大きいとは思ってたけど、沖合での地震だしと軽く見てた。
どこかの工場が燃え上がってる映像などは、戦争現場なのかと思えるくらい。
また、東京では交通機関がマヒして、多くの人が足止めで混雑してたり。
地震での被害もさることながら、津波の脅威を目の当たりにしました。
テレビの映像では津波が街を侵食していく様子が映されていた。
あのスピードと威力は、車や建物などお構いなしの強さだよな。
そして、残されたのは無残な光景。
そりゃ各局ずっと特番だったり、翌日のJリーグやプロ野球が中止なのも当然だよね。
誰が悪いわけでもない。自然には逆らえない。でも、被災者は必ず出る。
春間近と言っても、まだ冷えるこの時期に体育館などでの避難生活は身に凍みるだろうね。
僕らは、ただその光景をマスメディアを通じて見る事しか出来ない。
毛布の一枚でも持って行って、現地でボランティア活動などしたい気持ちはある。
でも、現実的には距離的にも時間的にも難しい。
じゃあ募金でも。
でも、今、被災してる方々が求めてるものはお金じゃないよね。
暖かく安心して眠れる場所の確保。
または、捜索活動や復旧作業などの人力。
分かっていても何もしてあげられない。
僕らも、被災して時は多くの人たちに助けられたのに、とても歯がゆい。
今回はその阪神淡路大震災と台風23号が同時に来た感じだよな。
それだけ被害も甚大でしょう。
それをただ「大変だな」と思うだけしか出来ないなんて、情けない。
人間一人ではいろんな意味で無力なんだなと感じました。
本当に何もできない?
そんな事はない、たとえ小さな事でも、出来ることはあるんじゃないかな。
温かい飲み物は届けられないけど、心温まる激励はできるはず。
特に、IT技術の発展で情報伝達はリアルタイムに行えるわけだから。
ツイッターなどね。
災害情報にも使えるだろうけど、それだけじゃなく、被災された多くの方々へ励ましの言葉を発信していくのもいいと思う。
言葉ってメッセージって伝わると大きな力になるんだ。
僕はこのブログを通して、一人でも多くの被災者の方の力になれればと思っています。
結局、口だけかよと言われるかも知れない。
離れているからこそ、今、僕にできることは現地の人たちに元気になってもらう手助けをする事だと思う。