先日購入した本の話です。
吃音の当事者にインタビューを重ね、吃音が生まれる体の謎に迫った『どもる体』(医学書院)が話題を集めています。
著者は伊藤亜紗さん。


「ノる」とか「乗っ取られる」や「体がどもってしまう」などの独特の表現で吃音について書かれています。
伊藤亜紗さんは、吃音の当事者と当事者ではない人との線引きは曖昧だと言っています。
当事者ではない人でも、時と場合によっては言葉が詰まることがあるし、言葉が詰まらなくてもコミュニケーションを取るのも大変な方もいれば、シチュエーションによってたまに言葉が出にくい人もいる。
だから『どもる体』では境界を曖昧にしている。
『どもる体』を読むことによって、私も吃音かもしれない・・と不安に思ってしまいます。
自分の中にも吃音の可能性があることを発見してしまうんです。
伊藤亜紗さんは、そういう発見と、吃音を他人事だと思って欲しくない狙いがあるのかもしれません。
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